出てこないんですか？
もう 『ＰＯＩＳＯＮ』…。
（一同 笑い）（若槻）ねえ 寂しい。
いいか？
次々と革命を起こしていくけど→
まだまだ通過点。
このあと 前代未聞の成り上がりが待ち受けていたぞ！
その後もですね 順調に
売り上げを伸ばしたミウラさんは→
５２歳で
正社員にまでなったわけですね。
（若槻）へえ～。
はい。
着実に上っていっています。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]が ミウラさんのもとにかかってきます。
はい。 それは こんな内容でした。
えっ！あら！？
これですね
めちゃくちゃすごい事なんですね。
いいか？
ミウラさんが勤める会社の弁当部門は→
東京 上野 大宮の
３つに分かれていたんだけど→
なんと
ミウラさんが任されたのは→
そのうちの１つ
大宮を束ねる所長！
つまり
正社員になって わずか１年で→
従業員１２０名の頂点に
立っちゃったんだ～！
という事で…。 はい こちら。
主任 次長 副所長とあるんですがこの３段階 一気に飛び越えて…。
ジャジャジャジャジャン！
はい 所長！
うわあ～！
（若槻）え～っ！
これが５３歳の時です。
５３歳…。
これ でも ゲバラだね ホントに。
ゲバラですよ。
いきなり上がったわけなんです。
で 社長室に呼び出されましてやってきたミウラさんなんですが→
そこにはですね→
とんでもない光景が広がっていました。
なんと…。
あの… 何を考えてるのか…。
あの女に何ができるんだ
っていう意見が→
大勢を占めてたと思います。
だって 今まで働いて 何年もね次長とか 副所長をやってた…。
（ミウラさん）そういう人たち
いっぱい いらっしゃいました。
まあ ちょっと
嫉妬もありますよね。
社長だけがですね
こんなふうに言っていたんです。
大宮革命ね。
そうですよ！
こういう事って…。
ごめんなさい！
ゲバラにしたから。
ごめんなさい。
大宮に革命を起こしてほしいと
社長が言いました。
実は この人事ですね…。
というのも 大宮…。
このエリアだけ 大赤字。
会社にとって悩みの種だったんですね。
やっぱ 大宮だけ ちょっと…。
かなり不況だったと思います。
ミウラさんも
わかってらっしゃった…。
（ミウラさん）断ろうと思って
本社に直行した… 大慌てで。
ただ もう
蛇に睨まれた蛙で→
頑張りますみたいに言って…。
帰り道に 自分のキャパを超えてると思ったら→
こう 自然に
涙が出てきちゃったんですよ→
山手線の中で。
あっ 無理 無理 絶対無理。どうしよう どうしようっていう。
心臓バクバク… そんな感じで
帰りについたんですよ。
いいか？
こうして→
所長の座に就いた
ミウラさん。
大宮営業所の
現状に→
衝撃を
受けるぞ！
当時ですね 大赤字だった
大宮営業所の問題点が→
こんなものです。 はい。
はあ～ やっぱり。
これ ミウラさん
どういったものですか？
自分が与えられた事だけ