読レビ

世界中の乾燥地を渡り歩き→
鳥取砂丘の地下構造も
調べています。
あ　そうですか。
よろしいですか？　いただきます。
うん　うん…。

おいしいですね。ごちそうさまでした。
どういたしまして。
今日は…
よろしくお願いします。
砂丘パックの火山灰は一体どこから来たのか？
それがよく分かる場所へ
案内してもらいましょう。
気を付けて下さいね。
はい。
（河合）開けてきましたね。
ええ。
あっ！
ほぉ～。
研究用に　砂丘の地層を
掘り下げている　この場所。
今回は特別に
めったにお目にかかれない→
砂丘の断面を
見せてもらいましょう。
先ほど　砂丘で見た
赤い火山灰の層はどこか。
タモさん　分かりますか？
ほぉ…。
これですよね？


（河合）おっと…　ですね。
これですよね。
（河合）ですね。
ん？
鹿児島から　ここかなり距離ありますよね。
この火山灰は５００ｋｍ以上も離れた
鹿児島などから飛んできました。
そのため　量が少なく→
積もった厚さは１０ｃｍ程度しかありません。
でも　鳥取の砂丘パックが
すごいのは　ここからなんです。
（河合）
ちょっとご覧になって下さい。
下も見れるんですか？　これ。
（河合）見れます。
よいしょ。
あぁ～。
こっから違うって事ですかね？
（河合）そうです。
そうなんです。
火山灰なんです。
え～…　まあ…
（河合）大正解。ですよね。
おお～。
そう！　実は　鳥取砂丘は赤い火山灰だけでなく→
もっと分厚い火山灰でも
パックされていたんです。
この分厚い火山灰を生んだのは
中国地方の最高峰…
およそ６万年前に

大噴火した火山です。
大山があるのは　鳥取砂丘から
僅か６５ｋｍという至近距離。
大量の火山灰が
降り積もりました。
あぁ　そうですか。
ほぉ～。
Ｐ？
Ｐは　どこから？
あっ　「ｐｕｍｉｃｅ」のＰ。　ほぉ～。
「ＤＫＰ」と書いときます。
（笑い声）
（河合）何万年か後の人が見つけて→
「何じゃこりゃ」って
なるんでしょうね。
すぐ近くに　大山という
巨大な火山があった事で→
鳥取砂丘は　起伏に富んだ風景を
生み出していたんですね。
（河合）でも…
（笑い声）
まだあるんです。
いや…
行きましょ。
分かりました。
鳥取砂丘に人がひきつけられる
もう１つの魅力って何でしょう？
更に砂丘を歩いて
答えを見つけま～す。
まあまあ高いんだね　ここ。

へえ～　でっかいですよね。
ほぉ　そうですか。
へえ～。
さて…。
うん？
これ何ですか？
なんだか不思議な筒が埋まってますねぇ。
何が起きるか
ちょっと待ってて下さいね。
随分長いな。