練習内容を決めるのは 選手自身。自由な発想を育みます。
強化本部長 宮[外:3F642F3778827E651C8B82A4E9F06FD3]義仁さんです。
お願いします。
お願いします。
(拍手)
本部長 中国化にするという…→
本当に あれ教えてる方中国の人が。そうですね。
日本が だんだん強くなってきて
中国が 日本人選手を→
中国本土で
受け入れなくなってきたんですね。
それなら 中国の選手なりコーチを
日本に招へいして→
日本を中国化して 中国に
遠征に行かなくてもいいという→
発想から始めました。
さっき 長所練習 自分で 練習を組み立てるんでしょう あれは。
そうなんだ。
そうなんですよ。
自分で こうやって
組み立てていかないと→
試合の途中で
コーチの言う事なんて→
聞いてる時間がないんですよ。
自分で考えないと。→
相手がフォアハンドに
切り替えたと思うと→
今度は フォアを使わせない戦術に
自分が変えないといけない。
あるんだ そういう戦術。
(宮[外:3F642F3778827E651C8B82A4E9F06FD3])あります あります。
分かりますか? 美誠選手。
分かりますね。
私は 結構 戦術も
自分で考えるタイプなので→
あまり コーチの話
聞いてないです。
(笑い声)
大体 スルー美誠だもんね。
右から左にスルーする。
張本君の場合は どうなの?
自分は 8割9割は しっかり
コーチが考えた戦術に→
それプラス
自分の 少しのひらめきとか。
ひらめき。
そうですね 自分で…。
最終的に困った時は 自分の
一番いいところを出すので。
はあ~。 頭 使ってんだね。
あんな短い時間で。
結構 試合終わったあとに
頭 痛くなったりはします。
えっ。
(武井)あ~ 頭 使い過ぎて。
そんだけ 頭 使って。
じゃあ 試合後→
宿題とかできないよね。
もう くたくたです。
試合前だね。
(笑い声)
2人が参加する こちら
先ほども出しましたけど→
ワールドツアー
先ほどのジャパンオープンでは→
2人とも優勝しましたが
私たちは その後の 韓国→
オーストラリア ヨーロッパの
大会にも密着しました。
そこで 2人は 大きな壁に
ぶつかったという事なんですね。
見て下さい。
ワールドツアー第7戦は 韓国。
急成長する張本を
中国が徹底的に研究してきた。
え~ 潰しに来てるんだ。
狙ってきたのは フォアハンド。
そっか。
あっちばっかり打ってくるんだ。
得意のバックハンドに比べて
パワーも正確性も劣る。
大きな衝撃を受けた場面があった。
張本が勝負にいったフォアハンドの強打を→
見事に打ち返された。
この試合1ゲームも取れずに敗れた。
宿舎での夜。
試合の映像を繰り返し見返す。
勝負をかけたフォアハンドを
難なく返された あの場面。
強いフォアハンドを打つために
何よりも重要なのは 筋力。
中国選手は 屈強な肉体を持つ。
対して 15歳の張本。
トレーニングを積んではいるが
筋力では まだ かなわない。
そうだ… まだ発展途上だもんね。
張本はフォームの改善に乗り出した。
脇を締めて 体の近くで
コンパクトに腕を振る。
パワーよりも スイングの鋭さで→