こんなになって帰ってくる。はっはっはっはっ!
そのアパートの周り
こう 歩いてて→
そしたら ガラガラガラッて
窓 開いて→
「右近ちゃ~ん!」って
そのNo.1が→
ブラと
パンティーだけですよ。
中学1年ですよ。
最高じゃないすか。
ドキドキするじゃ
ないですか。
これは あの 「右近ちゃん
ちょっと来なさい」言うて…。
(笑い)
(方正)そっから。いやいや。
「右近ちゃん」。
(中島)いや…。
そこまでは発展してない。
そこまでは いってない。
で 中3の時に 踊りの道に戻るか
歌舞伎でっていう。
そこは どうやったんですか?
自分の中では。
僕はどないなんねやろなって
やっぱり 中学1年で出てきたけれども→
僕が行くって言うた割には
やっぱりさみしいわけですよ。
それで 自分は
踊りやっていくのか二足のわらじ履くのか→
それとも
歌舞伎役者になるのか まだわからなかったんですけど。
中3の時に
父が大阪から出てきてご挨拶に伺ったら→
「お父さん 結局
どないしはるんですか?」と。
「大阪 連れて帰りはるんですか?」
っていう…。師匠がおっしゃって。
うちの父が…
っていうふうにうちの父が言うてくれて。
「わかりました。 じゃあ
一生お預かりしましょう」という事で→
あの~ 師匠が
それから先の人生を指し示してくださり→
うちの父と母は まあ
よう冒険に出してくれたなと思って。
で 結果
ワーゲンの前で指さし。
ははははっ!
こんな。
(方正)全然 今の話と
つながらないです これが。
(てつじ)歌舞伎の真逆やない。
(方正)全然。
何だかんだあって
これですわ。
学業優先やったんですよ
うちの師匠は。うん まず勉強しなさい。
うん。
大学はちゃんと出ろと。
大阪での公演とか
名古屋の公演とか→
京都の公演とか
っていう時には→
連れていって
もらえないんですよね。
だから そしたら
鬼のいぬ間にやないけれど→
その間 さんざん遊んで。
最高ですね。 ディスコ。
高校からディスコにハマって…
(方正)週5!?週5でしたね。
すごいな! これもう 漫画みたい。
当時…
先輩がおったんです 先輩が。
(せいや)へえ~!
その人が仲がよくて
高校でもフリーパスでっていう。
(方正)うわ~。
それは遊びましたね。
最高や。 慶應で
ディスコ経営するやつ…。
(方正)遊びまくったやろな~。
でもね結局そうやって遊んだんで→
いわゆる
普通の学生とかの友達がいるじゃないですか。
せやから 何となくね…
内側からじゃなくって…。
みたいな感じはありますよね。
俯瞰して。歌舞伎ってどない思われてんの→
この若い子らにね。
自分と同い年ぐらいの。
友達は
観に来てくれたりしたんですか?
ああ 観に来てくれましたね。
感想はどう…?
まあ 彼らの認識的には→
「歌舞伎って 歌舞伎町でやってんねやろ?」とか。
ああ そうか そうか。