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2018/10/01(月) 00:00〜00:45 地球ドラマチック「月の不思議を巡る旅」[二][字][再]


その存在について さまざまな思いを 巡らせてきました。
(カナニ)月にまつわる物語は

地域や民族をこえて→
すべての文化に
存在します。
地球の どこからでも見える月は
人類にとって→
非常に求心力のある
シンボルでしょう。
ロンドンの
グリニッジ天文台では→
300年以上前から
月の観測を行っていました。
人々は 科学的な事実だけでなく→
月を巡る寓話にも関心を寄せてきました。
(カナニ)今 見えているのは
三日月で→
だんだん
満月に近づいていきます。
人々は 満月に いろいろな


イメージを重ねました。
例えば 男性の顔。
ここが目で… 鼻と… 口です。
はるか昔の科学者たちは→
月は地球と似た場所で人間が住んでいると考えました。
暗く見える部分は 海と見なし
それぞれに名前も付けました。
男性の左目の部分は
「晴れの海」。→
幅が およそ700キロあります。→
文化によって 月面に見えるイメージは さまざまで→
中国では 昔
ウサギがいるとされました。→
2つの耳が右側にあり→
体は 満月の表面に沿って丸まっています。→
月のウサギは 不老不死の薬を
作っていると考えられました。
もちろん 月には
人間もウサギも いません。
月は およそ45億年前→
地球と 別の大きな天体が衝突した際→
飛び散った破片から生まれたと
考えられています。
(カナニ)月を見ると 自分は
独りではないと思えるのは→
月が 常に 空から見守っていると
感じるからでしょう。
はるか昔から 満月に関する
多くの物語が生まれてきました。
それは 夜空に輝く月が→

人々を明るく照らす存在だったからです。
とりわけ 秋の満月は 非常に
喜ばしいものとされました。
秋は 実りの季節です。
大地を照らす満月のおかげで人々は 夜遅くまで→
外で 作物を
収穫することができました。
今でも この時期の満月を
熱烈に歓迎する地域があります。
♪♪~
香港では 秋の満月を祝う中秋節の祭りが行われます。
♪♪~
人々は 夜 火のついたドラゴンを担いで 練り歩きます。
♪♪~
砂浜へ向かう家族もいます。
(ワン)ここなら
月が よく見えるわ。
ごちそうを用意して
伝統的なやり方で→
満月を楽しむのです。
月餅は 中秋節のお祭りには欠かせません。
必ず これを食べます。
月餅の中には卵の黄身が入っています。
丸くて オレンジ色で
まるで今夜の月みたいでしょ。
月は どこに出るかな?
あの辺だと思う。 こんな感じ。
人々は 満月が象徴するものを→
今も楽しんでいます。
(ワン)中秋節は 満月のお祭りで→

「満」という字には「丸い」という意味があります。→
そして 丸いを表す
「ユアン」という言葉は→
「トゥアン・ユアン」という
言い回しに つながり→
これは 「団らん」を意味します。→
ですから 中秋節の祭りは人々が 心から家族を思い→
一家団らんを楽しむためのものと
されているんです。
中秋節では 人々が
月への情熱を分かち合います。
月を眺めると
私は幸せな気持ちになります。
他の人たちにも ぜひ 望遠鏡で
見ることを 勧めたいですね。
満月は 古くから 世界各地で
暦の基準となってきました。
古代の中国では
天文学者たちが→
月の規則的な満ち欠けを利用した

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