もともと、アーケードを30年ぐらい前に
修復したときに、
ここはお稲荷さんの門前やから、キツネやから、
キツネのイラストをつけようかと
いうこと
で、頼んでつけてもらったんです
よ。
そのまま20年ほど忘れっ放しに
なってたのをいろいろ活躍させた
ろやないかということで、名前を
お客さんに公募して、集めて、
ひょこタンって名前をつけて、
いろんな活躍するようになったん
です。
◆これ、かわいらしいわ。
例えば…。
◆いろいろイラストを起こしてみて、
いろんな事をさせてみてね。
◆ほんで、このひょこタンが活躍
するために4コマ漫画も描いたん
ですか。
◆そうです。
◆これか。
でっかい足跡や~、ドーン。
痛そう、
飲み過ぎて
足、腫れた。
ううん…。
これはどういう…。
どういう事でもないですよね。
◆どういうこともないです。
経験談で。
◆経験談でね。
足腫れたいうね。
これ、
どこかに連載とかの話はないんで
すか。
◆連載の話はないですけど、
自分で連載させてますわ。
◆ブーッ!
◆大東さんは
商店街を盛り上げたい一心で、
誰に頼まれたわけでもなく、
ひょこタンのオリジナル4コマ漫
画を
何百作と描き続けているのだとか。そして、
町の情報を発信する商店街のブログで
みずから漫画を掲載しているんだ
そうです。
◆こんなん、できてますの!?
◆そうそう。活躍してね、
今度、ゆるキャラグランプリにも
出てるんですよ。
◆そうですか。
◆ぜひとも投票してください。
縫いぐるみもあるんですよ。
◆あるんですか。どこ?
◆ここに。
◆これは、なかなかかわいい。
これは幾らですか。
◆これ、1500円。
これとね。
◆もうちょっと安くならんかい?
◆これとついて。
◆これはすごいねえ。
◆プロフィール。
◆ひょこタンのプロフィール。
◆と、お友達。
◆ひさごっち、
キューたん、
これ全部ご自分でつくるの?
◆そうです。
◆仲間たちも、
自分で、
想像で描いていくんですか。◆モデルが自分ところにあるぬい
ぐるみやとか、近所の犬ですね。
◆ほんで、そのひょこタンは
もっと大きいのがあるでしょう?
◆着ぐるみもあります。
◆着ぐるみ言うたらあきませんや
ん。
◆ひょこタンの妖精の大きいやつ。
◆それの大きいやつが。◆こうやって
みんなにかわいがってもらって、
ヨシヨシされてるうちに
だんだん意思を持って立って歩く
ようになりました。
◆うわあ!
その立って歩くひょこタン、
きょうは見れませんの?
◆ええ、見れますよ。ちょっと…。
◆誰?
奥さん?
奥さんちょっと来て。
奥さん、またハイカラな格好して
…。
奥さん、ご主人なかなかおもしろ
いね。
◆私には理解できないです。
◆いや、理解は誰もできませんよ、そんなに簡単には。