こちら。
昭和なつかし館。
◆ほんまに懐かしそうな。◆懐かしそうな。
うわあ、
これ、あったわ~というようなもんが
あると思うんですよ。
◆昭和なつかし館には、今からおよそ60年前、
昭和30年代の会津の町並みが
忠実に再現されているんです。
◆すごいですね。
◆こういうこと。
◆あっ、こういうこと?
こんなん、懐かしいんちゃう?◆テレビ。
僕らそこまでではないわ。
◆昭和の食卓やね。
あの鏡台も懐かしい。
◆この鏡台?
これあった?
◆あった。
母親が持ってた。
◆これは?
これジュークボックス?
◆そうそう。
あっ、これ、見たことある。
◆いけるのかな、ついてるから。
いける?
いけるらしいで。
曲、かけてみようか。
1曲20円。
◆石原裕次郎。
◆裕ちゃんやったら
銀座の恋かなんかかな。
◆「銀恋」はないのよ…。
「恋の町札幌」しかない。
恋の町札幌にしようか?♪~
♪~
◆結構、きれいに聞こえる。◆すごいボリューム。
♪~
◆よかったね。
◆いいねえ。
◆本当に。
◆そこまでクリアじゃない感じが
いいですよね。
昭和の感じがして。
◆裕ちゃんしか持ってない
雰囲気がある。
◆二十歳ぐらいのときに好きやった俳優さんは誰なんですか?
◆私?
主人。
◆好きだった俳優は主人…。
すてきです!
◆21歳のとき、プロポーズ、
3回されて、
2回断ったんです。
3回目、親に言うたら、
1回連れてこい言うたから。
それまで、私、男の人とつき合ったこともないし、
手握ったこともないし、何にもな
かったからね。
初めてやった。
死ぬ前に、
やっぱり俺の目に狂いはなかった
って
一言、言うたからね。
元気なときに言うてほしかったっ
て。
それ言うて3日目に亡くなった。
◆こういう雰囲気やから、
そういう話になったのかなあ、
昔を思い出して。
昭和のね。
◆大自然の恵みを受けた福島の水
は、
日本酒づくりに最適!
やってきたのは、会津を代表する酒蔵、
末廣酒造(すえひろしゅぞう)。
◆いやあ、
すごいで。
何かええにおいする、ほんで。
◆酒のにおいがしみ込んでる。
◆どうぞよかったら、中で試飲できます。
◆そうなんですか。
ちょっと、ちょろっといただきますか。
◆はい、そうですね。
◆1杯おいしいの飲んでから、
ちょっと…。
これ、全て…。
純米酒を飲んで。
◆山廃純米、
これいいですか。
◆飲んでいただくと、
大吟醸のよさというのが
何となくわかると思います。
◆乾杯。
あっ、おいしい。
THE・日本酒という感じやね。
◆そうそうそう。◆あと、これが大吟醸になります。
うちで今、一番いいお酒。
去年の鑑評会の金賞。
このサイズで5400円。