ください。
215兆円です。
何の数字でしょうか、
古賀さん。
国の国家予算の倍ぐらいありますかね。
木原さんわかりますか。
高齢者の貯蓄?
ちょっと近いですけれども、
西川さんはわかりますか。
腸内細菌の数とか?
正解はこちらです。
2030年、
あと12年たったときに
認知症の患者が持っている金融資
産の額が、
215兆円。
木原さん、
認知症の方が持っているだけで2
15兆円なんです。
認知症になると銀行口座であった
り、
株など本人が動かせなくなってき
ます。治療費とか、
生活費、
家族の方が負担をしなくてはいけなくなるなります。
認知症になってしまったら、自分
の預貯金とか、
資産があるかわからなくなるじゃ
ないですか。
これがそのまま塩漬けじゃないで
すけど、
わからなくなっちゃうということ
も考えられますよね。
先ほどの認知症保険、
ああいったものをきっかけに、
必ず保険の場合、登録制度、
家族登録制度というのがあるんですけれども、
その場合には家族で登録をするこ
とによって、
少し話すきっかけ、
こういうふうに凍結になったらどうしようかという、
古賀さん、結構、
お金ってないじゃないですか、
国って。
だけども、実はこれだけの金融資産があって、どうやって世の中に
て、認知症保険を考えられるんじ
ゃないか。
何らかの形で国が関与するという、
民間でもいいんですけれども、
それだと漏れる人がいますので、
国が入っていって、
そういう仕組みを合わせて
考えるといいと思います。
我々は認知症になるわけがないと
思っているんですよ。5人に1人
とか、もっとふえていくんですね。
やっぱり財産とかを
どういうふうに
自分が例えば病気になったときの
使い道も含めて、元気なうちから
考えるという、
三輪さんは考えていますか?
自分のことはほったらかしなんですけれども、
遺産分割とか、
離婚とかでいろんな方のお話をお聞きすると、
人前の準備の重要性は痛感するん
ですが。
西川さんは膨大なご資産なんです
けれども…。
・・・はい。
何にもないですよ。ただ、
本当に祖母がいたりする場合とか、
我々も全然認識できていないというか、
そこら辺は細かく聞きようがない
じゃないですか。
財産があるのとか、
聞きづらいし。それは考える機会になればと思いますね。
こういった認知症保険があるよと
いう、
なかなか言いにくいと思うんです
けれども、
どうしたらいいんですか?
余り話したくない方のほうが
高齢になると多いんですけれど、
この認知症保険が出るということが
世の中に知れ渡ることによって、
認知症というところに
なったらお金を動かせなくなると
か、
予防したほうがいいとか、
いろんな情報を得ることによって、
少しずつ世の中が変わってくれば
いいと思っています。
お正月にお話しするのがいいんじ
ゃないかと言ったりするんですね。
集まるから。
そういうタイミングで
実はこの前テレビを見たらこうい
うのをやっていたのでとか。
家族全員で集まる、タイミング、