番組の一部に字幕のついていない部分があります。ご了承ください
喜びの受賞から一夜明け、「基礎
研究の重要性」を
強調しました。
ノーベル生理学医学賞に決まった、
京都大学の本庶佑特別教授。
免疫の働きを抑制するタンパク質を発見し、
画期的ながんの治療薬「オプジー
ボ」などの
開発に結びついたことが高く評価
されました。
本庶さんが改めて強調したのは、
基礎研究の重要性でした。
また、生命科学分野への投資が
ほかの先進国に比べて少ない点を指摘し、
国を挙げて力を入れていくべきだ
と
話しました。
現在、
この本庶さんの研究がもとになっ
てつくられたオプジーボなんです
が、
国内での承認されたがんの種類ですけれども、
ごらんの7つです。
胃がんも含まれています。
これから承認されると見られるも
の、
臨床段階にあるものなんですけれ
ども、
例えば食道がんや卵巣がん、
大腸がん、こういったものも含まれているんですね。
西川さん、
かなり広がっているんですね。
うち祖父が食道がんで亡くなって
いるので、
こういうものが早くあれば、
元気で暮らしているかもしれないので、
早く認証していただけたら
うれしいですね。
小野薬品工業もできるだけ早く患
者さんに
届けたいと。
今、大変だと思っている人でも、
来年もしかすると、
助かるかもしれないし、
望みを捨てずに頑張れるなと。
希望だなというふうに思いますね。続いてです。
篠山市の名称変更をめぐる議論。
市長が出直し選挙で市民の意思をはかることになりました。
酒井市長はこれまで、住民投票を
せずに
市の名称を「丹波篠山市」に変え
る方針を示していました。
これに対し、市民団体が住民投票
を求め、
実施に必要な数を超える
1万人以上の署名を市に提出。
これを受け、酒井市長はきょう、
市長を辞職したうえで、住民投票と同じ日に
出直し選挙に臨みたいという意向
を示しました。
今後、議会が市長の辞職を
認めれば、選挙管理委員会が
住民投票と市長選挙の日程を決め
ることになります。
市長が辞任するという事態にまで
なってしまったんですが、
問題を振り返ってみます。
篠山というところは非常に豊かな農産物があるんです。
丹波篠山ブランド、全国的なブラ
ンドなんですが、
産地表示は篠山市になっているん
ですね。
隣に丹波市がありますから、
本当は丹波篠山ブランドの物を買いたいのに、
そっちに行ってしまう人がいる。
本当は篠山で売りたいんだというところが
市長の思いだと思います。
市名の変更を篠山市から丹波篠山市に変えるという
住民投票を実施することになりま
した。
投票率が半分を切ってしまうと、
そもそも開票すらしないんです。
となると、少しでも多くの人、
市民の声を届けたいということで、
混乱の責任をとってという形です
が、
市長選と同時実施で
市民の声を広くしたい。
住民投票をするつもりはなかった
と、
当初は。
私は正直、
市名変更についてのプロセスが
どっちがいいかというところで、
住民投票を経るということ、
決断なさったことはすごくいいことだと思いますが、
問題はもともと投票率が低いこと
だと思うんですね。
ふだんから、いかに我々が