(呼び出し音)(かおり)《まず 頼ったのは》
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(呼び出し音)
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あぁ その場合…。
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うん あの… うん あの…。
じゃあ
どうすれば…。
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こちらから市役所に連絡をして…。
<すると電話から40分
心強い救世主が>
(かおり)
あっ。
(かおり)
《駆け付けてくれたのは…》
もう…
。
(
猫の鳴き声)
(
加藤) あぁ…。
<事実…>
<しかも かすり傷と 足に軽傷を負っただけで済んだというほど→
猫の身体能力は高い>
<さらに 谷口さんは…>
<もしくは…>
<…の どちらかではと>
よいしょ
。
(かおり)
《なんと…》
8m
。
(かおり)
《直径は60cm》
《目視できるのは
地上から すぐの所にある→
落下防止柵のみ》
《暗闇の先…》
<ちなみに…>
<意外にも…>
<実は
東日本大震災をきっかけに断水時の…>
<…する家庭が今
急増している>
<このような事故は…>
(かおり)《こうして本格的に始まった…》
(
谷口) はいはい。(加藤) はいはい。
(かおり)
そして…。
<果たして
うまく行くのか?>
はい!
(かおり)《エサに釣られて 子猫が→
自分から
布に乗って来るはず》
<結果は>
<猫といえば 煮干し>
<だが>
はぁ~。
<ならば
やっぱり…>
(かおり)
あぁ~。
<この夜の…>
<人間にとっては肌寒さを感じる程度だが>
<の井戸の底は…>
<心配だったのが>
(
谷口) 雨なんか降ったら。
(かおり)
《今 できることは これぐらい》
《子猫の体が冷えないよう
少し…》
<だが
そのミルクすらも>
<次なる作戦は…>
何か…。
<温かい使い捨てカイロを
貼り付けた カゴを→
ロープで下ろす…>
<ひと晩 考えた…>
<と…>
<一体 何が?>
<さらに
一切 語られなかった…>
<深さ8mの…>
<と…>
(
鳴き声)
(かおり)
《初めて捉えた猫の姿》
<おびえた子猫は…>
<…と判断>
<こうなったら>
(かおり)《しかし 視界が悪い中→
猫を傷つけないよう