<緻密な作業なので→
加工は棟梁に

お任せして>
<阿部さんが
里に戻ると…>

豊田さん)よろしくお願いいたします。
<基礎工事とは
建物の土台を造るもの>
<最初の作業は…>
<基礎となるコンクリートを流し込む→
穴を掘る作業です>
<普通…>
<でも
この場所は…>

阿部) はぁ~!

豊田さん) これ ホントに…。



阿部:豊田さん) ハハハ…。

阿部) アハハハ…。
<確かに最近
ツルハシ 見なくなりました>
<昔式の穴掘り作業は
大変な重労働>
<キツそう>
<水平に張った黄色い糸を基準に→
上の赤い線が
黄色い糸と重なる深さまで→
穴を掘ります>
<ところが…>
<厳しい…>
<確かに…>
<阿部さんの掘った穴は
デコボコ>
<そして
こちらがプロの仕事>

阿部) すごいな。(スタジオ:所) 「阿部穴」だって。
<掘り続けること…>
<ようやく…>

豊田さん) やった~。アハハハ…!
<基礎の基礎…>
<でも 実は ここからが本番>
<小屋の基礎となる…>
<1回の砂利で…>
<豊田さんは

軽々やっているけど→
とっても重いんです>
<…の豊田さん砂利をならして固めて→
軽快に作業を進めます>
<すごい!>
(スタジオ:
所)そんな頑丈に造んなくても…?
<ここに鉄筋を入れ
コンクリートを流し込むんですが…>
(スタジオ:
佐藤) 本格的ですね。
<大事なのは
水平>
<水平じゃないと
小屋も傾いちゃいます>
<この日は
ここまで>
<コンクリートが固まるのを
待ちます>
<型枠を組み
再びコンクリートを流し込んで…>
<あとは
完全に固まるのを待つだけ>
<1週間ほどで
基礎は すっかり固まりました>
(スタジオ:
所)これだけでステキだよね。
<この後
あの法隆寺と同じ 日本…>
<地元の職人たちの手によって→

小屋造りに使える材木として生まれ変わりました>
<そして いよいよ 小屋の
骨組み造りに取り掛かる この日>
<人手が必要ということで→
阿部さんの相方→
原田さんもお手伝いに>
<早速 出来たばかりの基礎に→
建物の土台となる
スギの木を取り付けます>
<そこに棟梁が加工した柱を
差し込んで行くと…>
(阿部) もっと上に?
痛っ。
よかったっす 着けてて。
(原田) ハハ… ヘルメットを。
(阿部) ピッタリはまる
っていうのが大事なんですよね。
(原田) あ~ 入ってる 入ってる。
(阿部) へぇ~! 入った。
<これは 木組みといわれる

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