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2018/11/12(月) 00:00〜00:45 地球ドラマチック「ビッグベン 世紀の大修復プロジェクト」[二][字][再]


ご覧のとおり 雨水の浸入によって鉄が腐食しかけています。
大気汚染などのさまざまな要因が→

長年にわたってビッグベンを脅かしてきました。
雨はレンガに ひび割れを生じさせ→
鉄を腐食させ石材そのものを破損させます。
世界遺産に登録されているビッグベン。
修復工事を始めるにあたり→
2,900万ポンドの公的資金が
予算として計上されました。
壮大な事業です。
修復チームは 時計台の細かな飾りも全て保全します。
石造りのガーゴイル
金ぱくを貼った十字架→
そして時計の文字盤を覆う
金属製の飾りもです。
わあ 見飽きないですね。
あれが時計を動かしているんですね?
ええ。 塔の両面にある時計の針を
動かしている時計の軸です。
狭い通路ですね。


この通路が隣の面に通じています。4面とも構造は同じです。
ここは せん塔の底にあたる場所で
せん塔の高さは およそ30メートル。
全て鉄の屋根タイルで覆われています。
こうして階段を上ってみるとこの時計台が→
どれだけ巨大な建築物かが
分かるでしょう。
これから屋根タイルを全部…。
全て剥がします。
これまでに行ったことはありますか?
全体を剥がすのは初めてです。すごいわ。
建物の屋根が取り外されるのかと思うと
ワクワクします。
巨大なクジラの骨格のように
めったに見られないものですから。
これは時計台の骨格を見られる
150年に一度の機会ですね。
時計の文字盤から上は 元の骨格だけを
残して 全て解体されます。
4つの巨大な時計の文字盤も
長さ4メートル以上ある時計の針も→
分解して外されます。
そして 2,567枚の鉄製の屋根タイルとその他の部材も取り外されます。
世界中に その名を知られる時計台の
上部が骨組みだけの姿になるのです。
ビッグベンは世界有数の
記念撮影のスポットです。
はい チーズ。
すてき。 想像していたのよりずっと すてき。 すごいわ。
大好き! 完璧ね。

建設当時 ビッグベンは単なる観光地以上の存在でした。
世界で最も正確な時計だったのです。
国会議事堂には 2,000個もの時計があり→
ビッグベンの大時計は
その一つにすぎません。
僅か3人の時計整備士が
それら全てを管理しています。
彼らは毎朝 議員が到着する前に→
およそ5キロもの距離を歩いて時計の手入れをします。
そして週に3回は階段を上って
大時計のねじを巻きます。
この日の当番は イアン・ウェストワース。
キーイーも同行し時計台の心臓部に向かいます。
わあ すごい。 これなのね。
そう これが大時計の心臓部です。
うわ 驚くべき年代物ね。
ビクトリア朝の技術です。
この機械は造られてから
ほぼ休むことなく→
2秒ごとに動き続けています。
これまでに 25億回以上時を刻んだことになります。
大時計は一日あたり
[外:04EBD8B192A45C56C1D57925916EACD5]秒の誤差を調整するため→
古い硬貨を振り子に載せながら
正確な時を刻んでいます。
軸は外の文字盤に つながっています。
ここが文字盤の裏側ですね。すばらしい。
2秒ごとに中央の歯車につながった
おもりが動きます。
あれが おもりをつり下げている

ワイヤーですね。
ええ ワイヤーの先に おもりがあります。
大時計は重力で動いています。
機械から つるされた3つのおもりが
塔の中心にある空間を上下します。
おもりが下降する力によって
時計の針が動き 鐘が鳴ります。
3日たつと おもりは
空間の底に近づきます。
おもりが下まで下りてしまったら→
何かの方法で巻き上げなければなりませんね。
このハンドルを使います。
軸に取り付けて回転させます。
簡単です。 やってみますか?
ええ。
どうぞ。
押すのね。
下へ。
わあ 結構 重いわ。
大変。

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ikatako117

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ikatako117