介護報酬は減り→
サ高住の収入は 少なくなってしまいます。
そこで このサ高住では→
ひとつきの料金を
一般的な額より およそ3万円高く設定。
それでも 理念に共感する人で→
60ある部屋は満室になりなんとか採算が取れています。
ゆっくり かがんで…。
太ももの骨を2度骨折し→
医師からは もう歩くことは難しいと
告げられていました。
はい かがんで。
ここでリハビリを始めて半年。
せ~の。
短い距離なら 杖を使って→
少しずつ歩けるようになっています。
ああいうとこで働いている若い人たちって本当に頭が下がるというか→
偉いなと思うんですけども 私の父が
最後までお世話になった老人施設では→
やっぱりね 恋心が大事だっていうことを
先生に教えられて→
ああいうリハビリの所で→
おばあちゃんが リハビリの人が若い男の子で かっこいいと→
この男の子に会うのを楽しみに
リハビリ行くんですって。いいですね。
何か 生きる楽しみ
朝起きる楽しみっていうものを→
何でもいいから
見つけられるような場所だったら…。
VTRで出てきてた せめて外を歩きたい。
はいはい お酒を飲みたい。
結局 飲みに行きたいんですよね。
そうです。
そういうことができるため したいために
体の具合をよくするとか。
そうそう。
そういうお手伝いをするのが→
多分 リハビリなんだと思うんですよ。
単に体を動かすだけではなくって。
あの方 ちなみに
タクシー降りて居酒屋の席に行くまでの→
十数メートル
その距離を歩きたいっていう目標がある。
タクシー降りてから店の席に着くまでの。
着くまでの。
これは すご~く
ちっちゃいことですけれども→
母は デイサービスに行くと
そこに いっぱい洗濯物が…→
乾いてくると畳むことはできるんですよ。
何か そこのタオル一日中 こうやって畳んで→
「今日も阿川さん ありがとう」なんて
スタッフの人に言われたりして…
高齢者って… もともと
何かやってきてた人たちなので→
何かやって…
それも一つのリハビリだと思うんです。すばらしいリハビリテーションです。
利用者のニーズに応えようと→
特色を打ち出すサ高住はほかにもあります。
はい おしまい。
ここには 看護師の資格を持つ職員が常駐。
介護に加えて医療処置も行っています。
管から栄養をとらなければならないこの女性。
特別養護老人ホームには空きがなく
医療的なケアが受けられるサ高住は→
ここだけでした。
特別養護老人ホームなどと比べれば人手が少なくリスクもあるため→
入居を希望する人に
それを あえて伝えるようにしています。
もう いろんな種類の介護システム
介護施設が出来ていくってことですね。
そういう施設を じゃあ
私たちは どうやって選べばいいのか。
これ やっぱり
情報がないと選べませんよね?
うん。 でも これだけ
もう本当に「雨後の筍」みたいに→
どんどん どんどん施設が出来てくると
やっぱり マンション探しと同じように→
これは 私の父がお世話になった先生に
教えて頂いたんですけど→
やっぱり 元気なうちに
あっちこっち こうやって見て回ると。
それで「ここ ちょっと
何か スタッフ厳しそうだな」とか→
「いい男がいるわ」とか
何か そういうのを含めて。
その点に関しては 欧米 特に…
はあ。アメリカなんかですと…
…と思って見学に行くとか。
やっぱり今 日本でアップアップしてるのは→
このマスの高齢者で
手に負えない人たちを→
とにかく箱だけつくっていこうっていう
考え方…。
あとは せめてサ高住は それぐらいの…
今日は さまざまな介護の形見てまいりましたけれども→
阿川さん 人生100年時代
阿川さんが考える豊かな老後って?
豊かな老後って