>>そしてこのあと、妖精が降臨。
>>なんか今、出てきた。
>>ようこそと言っている。
>>今、何か。
ようこそって。今、
妖精?
今、妖精が出てきましたよ。
どこにいる?妖精。
めっちゃ笑ってんじゃん。
ちょっと、めっちゃ笑ってんじゃ
ん。
ハロー?
>>元気かと聞いている。
>>ハウアーユー?
はい、元気です、はじめまして、イモトと申します。
妖精さん。
イモトです。
妖精さん。
>>行ってしまった。
>>結局妖精はなんのお告げもな
く帰ってしまった。
>>びっくりした、今、布かぶっ
てて、こっちから最初見えなかったんですけど、
>>さあ続いては、ガーナの伝統、
ど派手なお葬式をご紹介。ガーナでは、
死者が気持ちよく天国へ行けるよ
うにと、
明るく盛大な葬儀をする風習があ
る。
例えば、個性あふれる棺桶。
>>これ?
すげぇ。
これ棺桶?えー?
>>こちらは、
権力者だった方に作られたわしの棺桶。
ほかにも、漁師だった方のお魚棺
桶や、
カカオ農園の農夫のために作られ
たカカオ棺桶など。
これぞ、
個人のゆかりあるものをささげる、ガーナが誇る、オリジナル棺桶。
>>いやでも、いいですよね、
こういうのいいと思う。一緒に参列する人も、ちょっとこ
う、ハッピーになるというか。
この人ってこうだったよな、
生前、こういうとこあったよなっ
ていろいろ思い出すしね。
たぶん大輔さんだったら、プライ
ベートのイメージですけど、
スニーカーとか。
靴大好きだから。
あさこさんはやっぱ酒じゃない?
徳利?
いいんじゃない?
内村さん、チャーハン。チャーハン大好きじゃん。
祐也だったらなんだろうね。
ちょっと言うなら、週刊誌とかも。
ぱらって出てきて、どうもーみた
いな感じで、お元気でしたね、
みたいな感じで。
>>一方。
>>普通のシンプルなものもある
んですね。こういうものも作るんだ。
>>普通の棺桶は、キリスト教徒
が使うんだ。>>そう、実はガーナは国民の半
数以上がキリスト教徒。
その葬儀には普通の棺桶を使い、冒頭は厳粛に行われる。
出棺する際、
これまたド派手な演出が用意されている。
それがこちら。
その名も、棺桶ダンサー。
その様子はまるでダンスパーティ
ー。
さらに、軽快なダンスのさなか、
泣きじゃくるこの女性たち。実は彼女たちも、葬儀を盛り上げ
るプロの泣き屋。
>>カオスだね。
カオスです、もう。
頭抱えて泣いてるわ。>>だが、これこそ、死者を盛大
に送り出す、ガーナ流の葬儀なの
だ。
それではここで緊急企画。
いつでもどこでも泣ける泣き屋と共に送る、イモトアヤコのちょっ
と悲しい話。
第1話いとうあさこ。>>ふだん、仲よくさせてもらっ
ている、
あさこさんがいるんですけれども、先日も一緒に飲んでいたら、
途中で、信じられないぐらい、
肩がびくって。
明らかにおかしな動きをしたんで
す、肩が、これぐらいの勢いで。
あさこさんは気遣いの方です。
必死に、気にしないで、なんでも
ないから、
なんかごめんねっていうことばを、ただただ繰り返すんです。
結果、肩がつったらしいんですよ。
でも肩がつっても、後輩に心配をかけまいと、
そのまま酒を飲む、あさこさん。
すごくふびんでした。
>>第2話あさこその2。