伊藤真司) 早弁も やめんのかよ。
あ~
何だろ 三橋俺 肩凝ってるわ。
もませていただきます!
あ~ いいわ~ さすがだわ~お前 力 強いわ~。
俺
とにかく 椋木先生をばりばり尊敬してるんで→
いつでも言ってください!
おい!
やめろよ!
尊敬とか そういうのは。
心の中に
しまっておくもんだからさ。
まぁ…
してるんだろうけども。
すいません!
尊敬を。
すいません!
えっ?
ちょっと
尊敬がオーバーヒートしてついつい 声に出ちゃいました!
あぁ
まぁ いいよ いいよまぁね…。
この学校で頭張ってるお前に
尊敬されてるとあれば→
俺も
まぁまぁ それはうれしいことだからさ。
こちらこそっす!
おいおい どうなってんだよ…。
こりゃ
とんだ事件だぜ。
はい
では 朝のホームルーム終了。
あっ!
ヤベェ…足… くじいちまった 痛って。
おんぶさせていただきます!
そうか 何か悪ぃな。
こちらこそっす!
尊敬する先生をおぶらせていただけるなんて。
段差があります!
飛び越えます!
大丈夫ですか!
大丈夫です。
曲がります!
(椋木) 曲がります。
行きます!
(椋木) 行きま~す!
♪♪~
暮れなずむ町の
♪♪~
光と影の中
♪♪~
去りゆくあなたへ
♪♪~
贈る言葉
♪♪~
悲しみこらえて微笑むよりも
♪♪~
涙かれるまで泣くほうがいい
♪♪~
人は悲しみが 多いほど
♪♪~
人には優しくできるのだから
オープニング
違うだろうが~!
♪~
つっぱることが男の
♪~
たった一つの勲章だって
♪~
この胸に信じて生きてきた
♪~
♪~ 泣きたくなるようなつらい時もあるけど
♪~
いつも俺達がんばってきた
♪~
時の重さに流されそうになった時でも
♪~
歯をくいしばり たえてきた
♪~
ガキのころ 路地裏で見た
♪~
夜空にキラめいた
♪~
流れる星を見て
♪~
誓った思いを忘れちゃいないぜ
♪~
つっぱることが男の
♪~
たった一つの勲章だって
♪~
この胸に信じて生きてきた
♪~
(椋木) いよぉ~…。
(
山口)椋木先生 どうしたんですか?おケガでも?
いや
違うんです 三橋が 私を…尊敬しているというか→
召し使いになりたいなんて