率直な思いを語られた秋篠宮ご夫妻。
その中で、秋篠宮さまが、
繰り返し使われたことばがありました。
>>それ相応の対応というのは大
事ですし、
それ相応の対応をするべきだと思
います。
>>記者から、
この相応の対応について問われると、
相手方がきちんと説明して、
多くの人に納得してもらうことが必要だとしたうえで。
>>そういう状況にならなければ、
私たちは、
いわゆる婚約に当たる納采の儀と
いうのを行うことはできません。
>>眞子さまの結婚について、踏
み込んだ発言をされた秋篠宮さま。
苦言は来年11月に行われる皇室
行事、
大嘗祭についても向けられました。
大嘗祭は、
即位した新天皇が、
国家の安寧を祈る宮中祭しで、前回・1990年のときには、
およそ22億円が支出されていま
す。
すでに政府は、今回の大嘗祭につ
いて、
平成を踏襲して行うとされていま
すが、これに対し秋篠宮さまは、
宗教色が強いものを国費で賄うべ
きではないと、
天皇家の私的な費用である、
内廷会計で行うべきという考えを示されたのです。
さらに。
>>宮内庁長官などには、
かなり私も言っているんですね。
ただ、
残念ながら聞く耳を持たなかった。
そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています。
>>これを受け政府は。
>>国政に影響を与えるものではないというふうに考えております。
改めてなんらかの対応を取ること
は考えておりません。
>>政府の方針に、
皇族が意見を述べられるのは異例のこと。
その背景を詳しく解説します。
>>まず眞子さまへの言及もありましたけれども、田中さんは、
紀子さまと同級生でいらっしゃる
んですね。
>>そうですね、
学習院時代に同級生で、
秋篠宮さまも先輩にいらしたんで
すけれども、
大きい授業等でご一緒させていた
だいて、お見受けしますと、
秋篠宮さまっていうのは、大変ユ
ーモアがあって、
率直な物言いをされる方ですけれ
ども、本当にいつも明るくて、
皆さんから、なんかこう、
すごく期待をされるというか、
注目をされる存在でいらっしゃい
ました。
>>お母様として心配される発言
もありましたけれども。
>>紀子さまも本当に穏やかで、
本当に優しい方なんですけれども、
やっぱり眞子さまへの本当に優し
さと、
あと思うがゆえの、厳しさという
か、
それが本当、にじみ出て、
苦しい胸の内を感じさせていただくような会見でしたね。
>>若一さん、
それ相応の対応をということばがありましたが。
>>それはもちろんだと思うんで
すね。
週刊誌で特にお母さんの金銭関係
のことですね、
かつて婚約者だった男性との間で
ね。
そのことが、
いろんな報道で社会化されて、
表沙汰になったあとも、この当事
者、お母さん、
あるいは小室さんを含めて、能動
的にその事態を解決しようと、
そういうある意味では、
一部誤解もあるでしょうから、そういうことを払拭してね、
クリーンな形にしようということ
を、
努力された形跡が見えないと、こ
れはわれわれもそうだし、
秋篠宮もそう感じておられるんだ
と思うんですね。
だから結局、それを今からね、
お金の問題を解決したとしても、
もうこの間にそういう体質といい
ますか、
人間性がもう見えてしまったわけ