(渡部)すげえ!(十朱)はあ~!
(澤部)いやいやいや…
なんだ? この感触。
いただきます。
う~ん!(十朱)お茶の色も また 濃くて…。
美味しい! さっぱり!
(渡部)なめらかだけど粘りがあって…。
(澤部)不思議な食感。
後味がすごい。
その時に
胡麻豆腐の仕込みをするので→
それで ある日に→
これで お菓子ができないかなっていう直感がありまして→
それで このお菓子を
思いつきました。
この食感は自分のオリジナルの…。
(渡部)これはないわ 他に。(澤部)プルプル モチモチ。
誰に振ってんだ!
続いては 400年の歴史が生んだ唯一無二の どら焼きの名店。
続いてはですね
日本橋 人形町ですね。
(渡部)十朱さん…。
そうよ。
(渡部)これだ。
ここ?
(十朱)玉英堂?
(渡部)玉英堂さん。
400年以上続く老舗です。
(澤部)我々とも腕 組んでくださいよ。
なんで おじさん2人で
腕 組まなきゃいけない…!
〈人形町は甘酒横丁の入り口に
店を構える こちら〉
〈元は 京都 三条大橋の辺りで→
400年以上前に創業し→
この地に移ったという 超老舗〉
こちらのお店は[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
そんな感じで…。
(渡部)お父様で 今…?
(渡部)23代目! えーっ!
(十朱)わあ!
そんな玉英堂さんの
看板メニューが…。
(渡部)虎家喜?
(澤部)「虎の家が喜ぶ」で…。
虎家喜。 ああ ホントだ。
父までが…。
(スタッフの笑い)
馬焼き。 馬焼きを…。馬焼き… 馬焼き?
(今江さん)難しいですね。
こちらの虎家喜は→
一般的などら焼きと
どう違うのか?
(今江さん)工場ですね。
(渡部)職人さんだ。
(今江さん)
父と私と2人だけです。
(渡部)えーっ!
(澤部)いや すごい…。
〈北海道産の大納言小豆を→
2日かけて じっくり煮たら…〉
(澤部)きれいに… うわあ!
(今江さん)かなり 照りが…もう ついてますね。
〈とてもやわらかい豆を
潰さないように→
手作業で砂糖を加えていきます〉
(今江さん)機械だと 一定の速さでガーッとやってしまうので→
潰れやすいので
さすがに それは→
人間の手の感触っていうのは…。
(渡部)絶妙にねちょっと粒感を残して…。
うわっ 美味しそう!
(澤部)すげえ 美味しそう!
(十朱)崩れてませんね
ほとんどね。
(今江さん)そうなんですね
粒が崩れないようにして作る…。
(渡部)なるほど。
ここがね 一番のポイントなんだ。
〈そして 特製の生地で
あんを挟んでいきます〉
(今江さん)そうですね。
(渡部)なるほどね。
1日何個ぐらい作るんですか?
(今江さん)虎家喜に関しては…。
わあ 大変だ。
(澤部)お二人ですしね。
たっぷり入れますね あんこ。
(渡部)簡単そうに見えるけどまさか 大体 グラムが もう…。
(澤部)決まってる…?
(渡部)職人技ですねこれが 技が…。
いちいち量ってられないもんね。
(渡部)それは もう全部2人だから。
そこで 実際に見せて頂くと…。
(渡部)ここで 65から70…。
で 置いてみると…。
(渡部)どう?
66。
(渡部)さすが。
(十朱)ぴったり。