引っ張ってくれた>
流されたとしたら
こっち側にあるはずだよね。
<…と
行方不明 初日に捜した方向>
<遠く見渡し
見つからなかった船が なぜ?>
<海上保安庁に
問い合わせたところ>
<流された理由は
定かではないがその日は大潮>
<何らかの理由で
港を出た船は→
引き潮によって
南西30kmへ>
<そこから潮に乗って
北東へと針路を変え→
2週間周期で繰り返す
潮の流れで→
DASH島の近くに
戻って来たところを→
見つけられたと考えられる>
(長瀬) あっ ホントだ やっぱじゃあ 当たったんだな どっかに。
だから
よくひっくり返らなかったよね。
転覆しなかっただけでも
。
<内側に
破損や浸水した様子はない>
<しかし>
あっ!
なくなってる
。あっ。
守り神が
。
<それは>
いいんじゃない? そこでうん うん うん。
うわ
すげぇな いや 怖い。
うお~
。これだ!
<航海の安全祈願>
<貿易船の守り神に取り付けた船首像>
<…をモデルに
にらみを利かせる→
DASH島の
船のシンボルだったのだが>
どっかに
ぶつかって男爵ディーノ自体が→
ど~んと落ちちゃったんだ
。
何かさ
男爵ディーノがさ→
落ちてたとか
そういう話は出てないんでしょ?
何か
情報的なものってあるの?
えっ?
もしかしたら…。
やっぱ
あいつ 神だぜ。
<ディーノが身代わりとなり→
貿易船をDASH島に戻してくれたか?>
<これで
再び隣の島を目指すことができる>
<しかし>
これは危ない!
危な~い!
<隣の島までの海域は荒れに荒れる>
波が高い!
危ない!
<船の左右に付けた
転覆防止のアウトリガーも→
かえって
波の抵抗をもろに受け>
危ない!
危ない 危ない。
<この高波を
乗り越える知恵が→
本州から南に280km
八丈島に>
<都心から…>
<DASH島と同じ 孤島>
<黒潮の本流が近いため
週に1度は 大しけ>
<かつては
荒波による難破が後を絶たなかった>
<鳥も通わぬ島と
漁師たちは恐れた>
<朝の帯番組で時間の取れない
船長 太一は→
上陸
かなわず>
風…
。
ほら
。
うお~
。
おぉ~