容疑を否認しています。
番組の一部に字幕のついていない
部分があります。ご了承ください
砲弾誤射の原因は人為的なミスで
した。
滋賀県高島市の陸上自衛隊・饗庭
野演習場で
先月１４日、訓練中に迫撃砲の実弾
が
国道のすぐそばに着弾し、
近くに停まっていた乗用車の窓ガラスが割れました。
陸上自衛隊はきょう午後、地元住
民に対して説明会を開き、
事故の原因について、
発射を担当する分隊長が「思い込み」で、
誤った方角を隊員に指示していた
と明らかにしました。
陸上自衛隊は分隊長や指揮官を減
給や停職にするなど
関係した１９人を処分しました。
思い違いだけではなくて、
ほかにも
さまざまなミスが
相次いでいた
ということなんですね。
あの迫撃砲の誤射なんですけれど
も、
青の点から
本当はここに飛ばすはずだったんですけれども、
まず最初に、最高責任者である
指揮官がいなければいけなかったんですが、
まだ配置されていないにもかかわ
らず、
いないまま、
準備を始めてしまったと。
分隊長が
ここから２２．５度も違う場所に向けて
方向を指示してしまった。
それだけではなくて、
安全管理担当が、
本当にこの方向でいいのかどうかということを
確認しなければいけないんですが、
その安全管理担当の人も
確認をしないでこのまま発射をし
た。
そして、
１発目、
２発目、
これが見えず弾といいまして
本当に着弾したかどうかが
見えない弾だったんですね。本来ならばここに行くはずなのに
見えない。
本当だったら
そこでやめると思うんですが、
見えないんだったらばということで
さらに距離を伸ばして、
３発目を撃った。その３発目が
ここで車に、破片が
車に被弾したということなんです。
さっき住民の方がおっしゃってま
したけど、
車に被弾してなかったら
このまま知らされていなかったのかという恐怖感が
地元の方はあると思いますし、信
頼感というのが
失われると、
これから訓練もできなくなってしまうかもしれないじゃないですか。
訓練は重要だと思うんです。
今回なぜこういうことが起きたの
かということの背景に、
とにかく訓練をやるということが目的化してなかったかなと思うん
ですね。
何のための訓練かということをし
っかりもう一回確認してほしいな
と思います。
弾を出すためだけの訓練ではない
わけですから、
確認すること自体が訓練だと思う
のに、
そこがおろそかになって、
とにかくやるというふうになったんじゃないかということですよね。
そこが不安。
大阪北部地震からきょうで半年。
今もなお被災の爪痕は残ったまま
です。
６月の大阪北部地震では６人が死亡
し、
住宅被害は高槻市でおよそ２万２０００
棟、
茨木市でおよそ１万６０００棟にのぼり
ます。
高槻市は住宅の修理費を補助する
独自の制度を設けましたが、
申請はおよそ２３００件にとどまって
いて、
多くが未修理のままとみられます。
また、ブロック塀の倒壊による小学生死亡事故を受け、
高槻市は、市が所有する施設で
全てのブロック塀の撤去を決めましたが、
完了のメドは立っておらず、