重い判決やな思います。
これパンパンなわけでしょ5年が。
(角田)そうですね。
今はね。執行猶予の期間では
一番長いんで 5年は。
同じような事案を
担当したことあるんですけど→
もうちょっと軽かったですね。
飲酒で ひき逃げで→
しかも 出頭するまで8時間後
ぐらい…事故からっていう事案で→
懲役1年8か月で
執行猶予4年っていう事件が→
僕が担当した事件で あったんで。
ひき逃げやけど→
15分後ぐらいには戻った…。
(角田)そうなんですよだから それと比べたら→
吉澤さんの方が まだ情状は
いいのに 重くなってるのは→
やっぱり芸能人なんで
社会的な影響と→
あと映像が出て
衝撃的な映像やったんで。あれは怖かった。
それで軽くしちゃうと やっぱり
社会的な影響があると。
なるほど ほな一番重いやつや。
(ほんこん)一つ疑問あんねんけど→
ひき逃げを軽いとか
重いとかじゃなくて→
俺 これでも
軽いと思うねんけども。
なんで 軽い…これが
重いって言えんの?
元々 何も罪もない人が
ひかれてんねんで。(角田)ええ。
そういう考えが 法律はちょっとな健全じゃないなと…。
嫌いやな~。(笑い)
いや それはね…。
どうなんだ?
思えへん?何もしてないねんで。
(角田)そうです そうです。正論です。
せやろ?
≪ほんとに そう…≫
実際に私が担当した事件が
似てて しかも情状は→
私が担当した事件の方が
悪かったのに→
1年8か月やったんですよ。
それと比べたら重いなと思った。
あのさ なんで酒飲んで
運転してる人間 情状があんねん。
どうなんだ!
それは…。
確かに…たまたま
生きてたから よかったけど。(ほんこん)そやで。
死んでる可能性もあります。
もしかしたら 死ぬかもしれんって言いますけど→
ほんまに死んだ場合と
もしかして死ぬ場合っていうのは→
全く違うわけですよ
結果の重大性が。そらそうや そや。
だから そこを あの事故…。
重大性っちゅうよりか→
それをやることは
殺人行為やん そんなもん。
(角田)だから それを殺人って
言うたらダメなんですよ。
それはもう 飲み屋の
酒場のレベルですよね。
司法ですから。そらもう 我々は…。それは おかしい。
我々は法律を基に話してるんですよ。今田さん楽しみだしてるわ。
(ほんこん)法律が…。
両方の立場を楽しみだしてる今田さんが。
(角田)それは おかしい…。
それはね 凶器を持って→
この相手を殺そうとする殺人と
運転してての…酔って→
運転してんのは殺人や言われたら
そら ほんこんさん違います。
あれ さっきと方向性変わりました。なんで?酒飲んだら
アカンって言うのに。
(杉村)その思いが国会に通じて
危険運転致死罪っていうね→
新しい法律できましたから。
できてるじゃないか!
おっ…。
(笑い)
あれ?そっち…。
おい!おかしいやん。
実際にこういう意見で。
あのさ ただ普通に運転しててボンって当ててやったらな→
俺は それはないねんけども
酒飲んで乗った時点で→
俺は殺人行為やと思う。
(杉村)それね ほんこんさんね→
あの弁護士に言ってもダメですよ
永田町に言わなきゃ。
法律を変えないと。
(ほんこん)ちゃう だから→
そんなもん 今…。