今日は サンデースペシャル。
大阪 万博記念公園。
小さくてかわいい車が走ってきました。
その姿に
熱い視線を送る男性がいます。
鶴巻日出夫さん 56歳です。
この車 FOMM ONEといいます。
すごい実力の持ち主。
1回のフル充電で160kmも走れる電気自動車なんです。
他にも いろんなアイデアが…。
足元にあるのは ブレーキ用のペダルだけ。
アクセルは
この手元のレバーで操作します。
この車 バッテリーが取り外せます。
充電済みのものと入れ替えればすぐに走り出せます。
更に…。
あれ?水の中に入っていきますよ。
でも ご心配なく。
突然の大雨などで水害に巻き込まれても 大丈夫。
水に浮いて
進むこともできるのです。
水に浮く電気自動車。
なぜ作ろうと思ったのでしょうか?
かつて
トヨタの系列会社にいた鶴巻さん。
東日本大震災のとき[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
1人乗りの電気自動車を開発していましたが…。
人の命を救える車を作りたい。
そんな鶴巻さんの会社はここにあります。
おはようございます。
おはようございます。
FOMMというベンチャー企業を
立ち上げたのは 6年前。
社員19人の会社です。
車の開発は同じ敷地内にある この倉庫で…。
約3キロくらい…。
一緒に働く技術者は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
トヨタやホンダといった大手メーカーから
転職してきた人たちです。
電気自動車のFOMM ONEは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
構造がシンプルなため車体が軽くできています。
何度も実験を繰り返して
防水性能も高め[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
水に浮く電気自動車を
作り上げました。
鶴巻さんは[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
どんな少年時代をすごしたのでしょう?
小学生のころ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
初めてお父さんのバイクに乗せてもらったとき[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
運命が決まりました。
高等専門学校を卒業後スズキ自動車に入社。
憧れだった
オートバイの設計士になりました。
35歳でトヨタ系列に転職するまで[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
さまざまなバイクの開発に携わったのです。
そんな鶴巻さんと一緒に働く
伊藤さん。
実は スズキにいたとき
上司だった人なんだとか。
お疲れさま。
はい どうも。
そんな いいことばかり言って。
いやいや ホントに ホントに。
でも…。
ホルモンをつつきながら夢を語り合う2人。
ここら辺の…。
鶴巻さんが暮らすのは横浜市内のワンルームマンション。
家賃は およそ3万円。
何にもないですよ。
部屋に貼られていた 1枚のポスター。
かつての仲間たちの寄せ書きです。
そして もう1つ。
やっぱり こういうのって…。
「お父さん
いつもお仕事おつかれさま」。
長男 直人さんからの手紙です。
いつも こうやって…。
2人の子どもを持つ 鶴巻さん。
会社を辞めたときは中学生と高校生でした。
家族を静岡に残し
離れ離れの生活が続いています。
この日は 東京の会社に就職した
娘の彩花さんと待ち合わせ。
そこの部分は…。
仕事の話は ほとんどっていうか言ったことない。
娘さんは
ちゃんと見てますね 鶴巻さん。
そして いよいよ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
あの水に浮く電気自動車「FOMM ONE」が[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
デビューに向けて 動きだします。
オーライ オーライ。 オーライ。
車が運ばれていく その先は…。
なんと タイのバンコク。
日本ではなく
なぜ タイで電気自動車を?
鶴巻さん[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
何を仕掛けようというのでしょうか。
一方 ここにも[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
メイド イン ジャパンで新たな進撃をする人が。
去年の暮れ