その絵も ここですよ。
ちょっと 聞いてみましょうよ。
じゃあ「おぶっこ」を聞いてみましょう。
おやき村も気になる…ねえ。
ねえ。
<おやき村 気になりますね>
こんにちは。こんにちは お世話になります。
(大西さん)ありがとうございます。
すごい素敵なところ。
秘伝のお料理の「おぶっこ」って?(大西さん)はい。
冬 特に人気。じゃあ それいただきたいですね。へ~ ねえ?
ありがとうございます。
料理ですもんね。
なに…何か…。はい。おやきの発祥地。
え そうなんですか?この…。そうなんだ~。
この村というか…
ここの辺りがということですか?はい そうなんです。
<おやき村がある西山地区は
小麦の産地で→
古くからご飯代わりに
小麦粉で作る→
「おやき」を食べていたそうです>
<「おぶっこ」が出来るまでの間伝統的な…>
すっご~い!うわ~!
ここ すごいですね。
年季 はいってます。
<おやきは囲炉裏を使って→
昔ながらの製法で
作っていきます>
<教えてくれるのは
地元のおばあちゃん>
<まずは…>
(萱津さん)周りだけね 薄く伸ばして。10cmちょっとぐらい。→
真ん中は厚くて…。厚くて…。
お母さん こんなんなっちゃうけどいいの?
(萱津さん)
もう少し丸くしてください。
真ん中 厚くてもいいんですね。
<おやきの具材は野沢菜やおからなど季節によって様々>
おやきで。
夏場はね。ナスですね。はい。
<続いて…>
そんなに入れるの?お母さん かなりの量ですよ これ。
そのぐらいなら
あと2回ぐらい入れられる。あと2回。
これ!?このぐらい?もっと?
(萱津さん)うん もうちょいだね~。ホントに!?
<この量 包めますか?>
(萱津さん)両手に持って親指でちょっと具をおさえながら→
少しずつこうして回して…
なんとなく被せる感じで。
被せてくんだ。
周りにすごい具がついちゃって…。
すごいことになってる。
こんなに出来ないもんなの?え 難しい~。
難しい。
お母さんなんかあっという間でしたよ。
あっという間でしたよ。
魔法のように。
<なんとか形になりましたね>
<早速 焼いていきましょう>
卯の花と野沢菜。
…と 野沢菜。
蒸したりとか そういうんじゃ
ないんですね。
最後まで焼くだけなんですか。
≪これから焼く人はね…≫
え~!?
94歳?
そうなんですか?
村長さん?まだ あの現役で→
こうやって焼いてます。うわ すご~い。
元気…。
<では 村長さん お願いします>
<炭火で じっくり…>
(権田さん)いい感じだ。
やった~ うれしい。
(権田さん)いい感じだ。
<表面が いい感じでこんがり焼けたら完成です>
<それでは 焼きたての
「おやき」をいただきましょう>
いただきます。
う~ん。
う~ん!
う~ん…。
うん!
(権田さん)違うでしょ。
美味しい。すっごくね
野菜の旨みが いっぱい出てて。
これ 御馳走ですよ。
ねぇ。美味しい。
御馳走ですよ…。
う~ん。皮がしっかりしてんのね。
う~ん。これね。う~ん。これ 美味しい。
あんなにいっぱい入れてるんですからね。
村長さんの子供の時とかは…。
今と違ってね 昔の人は胃袋が大きかったかどうか→
知らないけれども…。
え~!これを!?
うん。