いたり、
お茶やジュースのおまけに、
高級キッチン用品のル・クルーゼ監修のマグネットが付いていたり、
どちらもかわいくて便利と、話題
になりました。
おまけを提供したル・クルーゼは。
>>おまけを作るということでより多くのお客様になじみのあるブ
ランドとして、
ル・クルーゼファン以外の方にもブランドを知っていただく機会に
なっているというふうに思ってお
ります。
認知率という意味では、効果は出
ているというふうに思います。
>>おまけはお互いに得るものが
あるわけでございますなぁ。
値引きよりお得感あり?
ついつい買いたくなるおまけの魔力。
そもそも日本では、
なぜおまけの文化がこれほど根づいているのでございましょうか。
その歴史を語るうえで欠かせない
のが、
おまけのおもちゃで有名なグリコ。
ジェイソン君が訪れたのは、
本社の隣にあるグリコミュージア
ム。
歴代のおまけのおもちゃが、ずら
っと並んでおります。
その数、
実に4000個以上。
>>正確な数はちょっと分からな
いんですけれども、
種類でいうと3万種類ぐらい。
>>作り過ぎて、
社内でもどのぐらい合ったのか分
かってないレベルで作っちゃった
ってことですよね。
>>子どもたちから愛されてきた
おまけの数々。
最初に発売されたのは、なんと今から92年前。
>>100年近く前から、
こういうものをお菓子と一緒に販売してたということですよね。
なんでそういうことをしてたんで
すか?
ホワイ?
>>グリコの創業者の持論っていうのがありまして、子どもの天職、
一つは食べること、もう一つは遊
ぶことっていうのがありまして。
>>グリコの創業者、
江崎利一氏は、
子どもの仕事は食べるこ
とと遊ぶことだと考えていました。
しかし、
欧米に比べ日本の子どもには栄養と娯楽が足りていないと感じてい
た江崎氏は、かねて研究していた
栄養素、
グリコーゲンが入ったキャラメル
と、
親子で楽しめるおもちゃを一緒に
した商品を思いついたのでござい
ます。
そのおまけの歴史には、
衝撃的なものも。
>>うわー、
これはなんですか?
グリコの自動販売機と書いてありますけど。
>>じゃあ、せっかくなんで、
ジェイソンさんに買い物していただければと思いますが。
>>じゃあ、買います。
えっ?
>>そうすると20秒ぐらい、時
代劇が流れます。
>>時代劇?ここで?
えっ?すごいね。
>>そして映画が終わると。
>>これもおもちゃ付きが出てくるってことですか?
>>そうです、そうです。
>>わー、すごい!おもちゃと映
画とお菓子。最高じゃないか。
なんでここまでやるんですか?
ホワイ?
>>グリコっていうのがまだまだ
ね、ほかの他社に比べると、後か
ら出てきた会社ってことがありま
して、今でいう付加価値を付けた
ものというのを作りたいと。
>>当時のお菓子業界の中で、
グリコは関西から出てきた新参者。
老舗メーカーがひしめく東京で勝
つために、
おまけは唯一無二の武器でした。
物資が少ない戦時中には、
紙で作れる工作キット。
高度成長期に入ると、憧れの家電や乗り物のミニチュアなど、
世の中のニーズを反映することで、
グリコのおまけは愛され続けてきました。
この手法が多くの企業の手本とな
り、
日本でおまけという概念が浸透し
ていったのでございます。
そんなグリコの最新のおまけがこ