制作上の都合により 字幕放送は夜１０時３分頃から お送りします。
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終わりを告げる 平成の時代。
ガイアが見つめてきた 人々そして 企業。
世界に衝撃を与えた
ゴーン前会長の逮捕劇。
日産自動車は
いったい どうなるのか。
逮捕から およそ３か月。
事態は新しい局面に入ってきました。
１月下旬。 動いたのは ルノーでした。
大手タイヤメーカー ミシュランＣＥＯのスナール氏を会長に迎える人事を発表。
ボロレＣＥＯと２人で
ルノーの経営を担う[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
新しい体制をスタートさせました。
カリスマと呼ばれた ゴーン氏から経営トップが代わるのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
実に １０年ぶりのこと。
１人に権限が集中しないよう配慮した形です。
新しいルノーの経営陣は
日産と どう向き合うのか。
現在 ルノーは 日産に４３％出資。
資本関係で見れば日産より 上に立っていますが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
実力で見ると…。
販売台数では 日産のほうがおよそ１８０万台 上回り[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ルノーの利益には
欠かせない存在になっています。
三菱自動車を加えた
３社連合の盟主は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ルノーか それとも日産なのか。
今 水面下で 激しい主導権争いが始まっています。
「ガイアの夜明け」 今回は
シリーズ さらば平成 第２弾。
会社は 誰のものか。
まずは 巨大自動車連合をめぐる知られざる戦いを追います。
２月１４日 フランスから
ある人物が 緊急来日しました。
日本だけでなく
海外のメディアも 待ち構えています。
現れたのは
ルノーの新会長に就任した スナール氏。
スナール氏が
日産や三菱自動車の首脳陣と[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
日本で会うのは これが初めて。
その ６時間前。
自宅を出る 日産の西川社長は…。
（スタッフ）おはようございます。
話し合いの舞台は[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
スナール会長 西川社長[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
更に 三菱自動車の益子会長が
加わった[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
トップ会談です。
カーテンで閉ざされた 会議室。
ここで 夕食をともにしながら[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
１時間半にわたり語り合いました。
会談を終えた 西川社長は…。
いやいや…。
よろしくお願いします。
ご苦労さまです。
問題となっている
人事や資本関係には[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
踏み込まなかったと答えました。
その翌日[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
スナール会長が向かったのは
丸の内にある 東京會舘。
出迎えたのは
三菱自動車の益子会長です。
そこには 三菱商事 三菱重工業
三菱ＵＦＪ銀行。
三菱御三家と呼ばれる
首脳たちも一緒でした。
いったい
どんな話をしたのでしょうか。
友好的な話し合いだったとされる
スナール会長との会談。
真相は どうだったのか。
私たちは 独自に取材をしました。
その中で 重要な証言を得ました。
まず フランス政府関係者です。
そして[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ここに来て存在感を示し始めたのが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
益子会長を中心とする
三菱グループです。
三菱自動車の関係者によると…。
フランス政府関係者は…。
その真意は…。
駆け引きですよ。
三菱グループ内部では[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
ルノーへの出資も浮上しているようです。
いったい日産は誰のものなのか。
巨大自動車連合の行方は混沌としています。
一方 去年７月。
平成最後の大合併と呼ばれる大きな動きがありました。
石油元売り業界２位の出光と
４位の昭和シェルが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
経営統合を発表。