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2019/03/11(月) 15:50〜16:50 ten.【東日本大震災から8年…関西では伝えられない福島復興の真実】[字]


じゃあ、
今から帰ろうかって言ったときに、
恐らく若い世代の方たちは、もの
すごく考えられるし、難しい問題
だと思う。
やっぱり、地元の方がね、
子どもさんの声が聞こえないのが寂しいとおっしゃってた、そこは
そういう問題って、すごくあると
思うんですよね。
皆さん本当に苦しい思いだと思い



ますね。
>>橋本さんは、現地でどんな声、
聞かれましたか?
>>今、大橋さんがいらっしゃる
大熊町も、非常に同じ町の中でも、
復興に格差というのがあります。
大橋さんがいらっしゃる場所は、
この春に住民が戻ってきます。
ただ、その他のほとんどの部分っ
ていうのは、今も放射線量が高く
て、
人が立ち入ることができない帰還
困難区域なんですね。
特に原発に近い場所というのは、
福島県中から、今、
汚染土がどんどんと運び込まれて
いる中間貯蔵施設になってるんで
すね。
ただ、その場所にももともとは住
民の方の生活があったんです。
住民の方に話を伺いますと、半強制的に、もう国に、土地を奪い取
られたんだと、そういった話をさ
れていました。
ただ、それと同時に、もう二度と、
自分たちと同じような思いはしてほしくないんだという、
そういった話もされていました。
脱原発にかじを切った福島と、
原発の再稼働が進む関西。
それぞれが抱える事情を取材しました。
>>関西電力の原発が建つ、

福井県美浜町。
>>きれいな海ですね。
そしてその浜の対岸にあるのが、
美浜原発ですね。
迫ってくるようです。
中に働いている人も見えるぐらい、
近いんですね。
>>福島中央テレビの大橋聡子キ
ャスター。
原発に対しては、福島に住む当事
者として、特別な思いがあります。
>>先ほど1分前、
福島第一原発1号機から、
大きな煙が出ました。
>>東日本大震災による地震と津波により、
メルトダウンを起こした福島第一
原発。
放射能による被害がどこまで広が
るか分からない恐怖を感じながら
も、
キャスターとして事故の状況を伝え続けました。
原発事故の痛みを知る大橋キャス
ター。
福島県外の原発を巡る現状を知る
ため、
長年にわたり、
原発と共存する美浜町を訪れました。
>>福島で原発事故あって、その
原発に対する意識って、
変化とか影響とかってありました

か?
>>それは影響はありますでしょ
うね。
やっぱり怖いですから。
でもね、
やっぱり現代社会に電気はね、
絶対必要ですので、
それに代わるものがあればね。
>>地域のね、経済の発展もある
し、従業員も結構行ってるしね。
目立った産業ってあんまりないしね、
ここらは。
やっぱり、原発さんのおかげもあ
るやろ。
>>原発事故のリスクを抱えながらも、
町に多くの雇用が生まれるなど、
恩恵を受けてきた美浜の現状は、事故前の福島と同じ。
原発と向き合う地元の実態につい
て、
複数の旅館に取材交渉をする中で、
1人の男性が顔を出さないことを
条件に、取材に答えてくれました。
>>地元の方にとっては、どういう存在なんですか?
>>共存共栄やね。
これだけの恩恵があるっていうの
は、
普通の企業の誘致じゃ無理やと思います。
そういう商売の立場からもそうだ
し、
関電さんや、


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