宮崎県と鹿児島県に
活発な雨雲がありまして、また
四国の一部にもかかってきました。
渡辺≫赤い部分が高知県の
西部にかかっていますね。今村≫九州としては
お昼前後よりは降り方は今
弱まってきている傾向なんですが
これ、決して油断はできなくて
このあと、西側に
控えている雨雲が
一気にやってきて
それが、今回の一連の雨の
ピークということになりそうなんです。
これからピークになるという
危険な状況が待ち構えている
感じなんですよね。
そこで、今一番、大事なことはまだ避難できる猶予が
あるということです。
というのは、この季節昼の長さが長い時期でして
そこで、各地の日没時刻を
確認しておきますと、九州南部
宮崎や鹿児島などでは
午後7時半前ですし
九州北部の日没時刻は
福岡などで
7時半過ぎということに
なりますので
まだ、暗くなるまでに
2時間ほどあるわけです。
ですから、もちろん
周辺の状況確認しながらですが
なるべく安全な場所に
移動するということを
お願いしたいと思います。
渡辺≫今入った情報です。
鹿児島県南さつま市の
ダイオウ川の堤防が
およそ20mにわたり
決壊したという情報が
今、入ってきました。
付近の
影響は今のところ
確認されていませんが
南さつま市で堤防が
決壊したというニュースが
入ってきました。
つまり、これは
暗くなると避難するのも
危険が伴うんですね。
今村≫通路に落ちたりしてしまう
そういうこともありますので
暗くなるまでのあと
2時間の間に、なるべく避難をお願いしたいと思います。
どういうところで今
避難をしないといけないのか。
こちら、気象庁のホームページで
前にもお伝えしました危険度分布というのがあります。
そこを押してみますと
土砂災害、浸水害
洪水と項目があるんですけど
まず、土砂災害の危険度レベル今、どのような状況なのか
見てみます。
渡辺≫九州南部が赤いですね。
今村≫この赤い区域が
警戒レベル3相当の
警戒エリアになりますので
高齢者など
避難に時間がかかる方は
避難を開始してほしいところです。
渡辺≫大隅半島の付け根の部分
桜島、薩摩半島の東側
紫色になっています。
今村≫その紫色のところが
極めて危険で
すでに災害が発生してもおかしくないような、そういう
状況です。
ですから安全確認をして
すぐに安全な場所に
移動するということが大事です。
では、もう1つ先ほど速報で
川の情報が
入ってきましたが、今度は
洪水の情報を見てみますと
これ、ピンクで塗られている
この河川ですね。
これが警戒レベル4相当にあたる
氾濫危険情報が出ている川になります。
宮崎県内では
大淀川ですとか
あと、広渡川ですね。
そこで警戒レベル4相当に
なっていまして
肝属川、鹿児島県内。
万之瀬川などが今、どんどん
川の水位が
上がってきているという
状況なんです。
渡辺≫上流にたくさんの
雨が降ると
一挙に上流から中流