人がいたということです。
スタジオの従業員は６７人。
ほかの会社の社員６人がいたとみられています。
そして、現在も建物の中に
残っている人たちがいます。
３階から屋上にかけて
１０人が心肺停止の状態。
１階と２階では
６人が心肺停止の状態です。
そして、最新の消防の情報では
７人が亡くなり
１６人が心肺停止の状態。
また、多数の重軽傷者が出ています。
また、亡くなった７人と
心肺停止１６人を含む
３０人以上の安否が
確認できていません。
一方、事情を聞かれている
４１歳の男ですが
この男を目撃したとみられる人に
よりますと
男が警察に対しガソリンをまいて
ライターで火をつけた。
動機についてはパクられたなどと
恨みについて話していたということです。
更に当時、スタジオにいた
従業員によりますと
男は死ねと叫びながら
火をつけたということです。
渡辺≫では、火災鑑定人の
鈴木弘昭さんに
電話でお話を伺います。
鈴木さんよろしくお願いします。
今、お伝えしていますように
被害がここまで
広がった原因ですが
鈴木さんどのように見ていますか？
鈴木≫ガソリンをまいたとき
どういう、まき方をしたか分からないんですけど
もちろん、ガソリンというのは
液体ですから流れて
そして、流れたガソリンから
そのまま上にガソリンの蒸気が上がるだけじゃなくて
ガソリンの蒸気は
空気より重たいから
蒸気になった状態で
床をはうんですね。
そこでガソリンに
火をつけますから。
ガソリンも１．３％から
７．１％くらいの濃度にならないと
火がつかないんですけども。
それでライターで
火をつけたということは
相当危険な状態で
自分自身もすごい危険な
状態だと思うんですが
物陰に隠れながら
ライターで火をつければ
自分は逃げられたかも…。
実際、逃げられたわけですね。
今、申しましたようにガソリンも
非常に速く、床の上を蒸気が流れていきますので。
それで、ガソリンの濃度が
１．３ないし
７％ぐらいになったところで
火がついて、ここで爆発しているという情報が入っていましたけど
１．３％以上になることと
それから、ある程度の
体積がなければ
爆発にならないんですね。
だから、まいた瞬間に
火をつけたんじゃなくて
まいて、数十秒経ってから
火をつけたんじゃないかと。
渡辺≫つまり、それは
揮発した形のガスに
火が回って
全体に回ったということが
考えられるんでしょうか。
鈴木≫そうですね。
ある程度回らないと
爆発にならないんです。
ただ、もう１つは
早い時間に火をつける。
まだ蒸気があまりない
状態のときに
火をつければ
自分は割合、安全ですね。
渡辺≫これは中にいた方々が
３階から屋上にかけて
１０人の方が心肺停止。
１階と２階では６人の方が心肺停止という
見つかっている
ということなんですが
逃げる、避難する時間というのは
ないんですか？
あっという間に火は
回ってしまうものなんですか？
鈴木≫これは、おそらく