テレビ朝日社会部の
日置記者は、発生直後から
関被告が関与している可能性があるとの情報を入手。
およそ9か月間
事件を追い続けてきた。
≫更に、捜査員が注目する
謎の女性が。
≫長年連れ添った妻を
殺害したとして
逮捕・起訴された71歳の夫。
取材で明らかになった事件直前の夫婦のトラブルとは?
真実の行方を追った。
現場は、東京都町田市にあるサービス付き高齢者住宅。
去年9月、入居していた
関初枝さん、69歳が
頭から血を流し死亡しているのを
夫が発見した。
そして、9か月後の先月13日
事件は急展開を見せる。
≫殺人の疑いで逮捕されたのは
関健次被告、71歳。
初枝さんの夫で
遺体の第一発見者だった。
起訴状によると、関被告は
去年9月20日の夜から翌朝にかけ
妻の初枝さんの頭を
鈍器のようなもので殴って
殺害したとされる。
逮捕後の取り調べに黙秘を続けているという関被告。
50年以上も連れ添った夫婦に
一体何が。
夫婦が入居していた
高齢者住宅の周辺を
取材していると
公園に、ゲートボールを終えたお年寄りが。
話かけると…。
≫遺体発見前日の9月20日の夕方まで
関被告と
一緒にいたという女性が。
≫関被告とは麻雀仲間だという
女性によると
夫婦は
とても仲がよかったという。
≫初枝さんは
肺気腫を患っていたため
常に酸素ボンベを
持ち歩いていた。
関被告はそんな初枝さんを気遣い
いつもそばにいたという。
≫2人が出会ったのは
大学生のとき。
当時、関被告は
東京農業大学の3年生で
初枝さんは1年生。
同じ高校出身で同じ栄養学科だった2人は
意気投合し、交際するように。
≫関被告と高校からの親友で
夫婦とは50年以上の
付き合いだという男性が
取材に応じた。
≫大学生時代、周囲もうらやむカップルだったという
関被告と初枝さん。
よく3人で出かけていたという。
≫大学卒業後、2人は結婚。
子どもには恵まれなかったが夫婦は仲むつまじく
農薬を販売する会社に勤めていた
関被告は
転勤が多かったが
初枝さんはずっとそばで支えていたという。
≫あんなに
仲がよかったのになぜ?
男性は
今でも信じられないという。
すると、取材中…。
≫事件後、何度も警察に事情を聞かれているが
思い当たるようなトラブルは
ないという。
≫関被告は一体なぜ
長年連れ添った妻を?
事件発生から9か月後。
警視庁が関被告を逮捕した決め手とは?
≫テレビ朝日社会部
警視庁担当の日置記者は
発生直後から
事件を追い続けてきた。
≫遺体発見前日の午後9時ごろ
初枝さんの部屋から関被告が出たあと
部屋に出入りした人物は
いなかったという。
そして…。
≫更に…。
山崎≫この高齢者住宅の周りには
竹やぶが点在しています。
その竹やぶから
作業着、ハンマー、長靴が
見つかったわけなんですが
その長靴の足跡が
現場に残されたものと
ほぼ一致したということです。
≫その後の捜査で、発見された