注目したものがあります。
皆さんに
考えていただきたいんですが
今日は、ヒントを用意しました。
ヒントが、こちらなんですよ。
ブータン料理です。
このブータン料理に日本との共通点があるんですけれども
皆さん、分かりますか。
今皆さんの前にも準備しました。
渡辺≫これと関係があるの？
林≫宜嗣さん、正解です。
今、渡辺さんが
指差したものです。
主食がお米。
日本人が大好きなお米ブータン人も
日常的に食べているんですよ。
渡辺≫こっちのシチューみたいなものは何？
林≫そちらも召し上がって
いただきたいんですけれども
実はブータン料理というのは
世界一辛い料理とも
いわれています。唐辛子を
たくさん使っております。
どうですか。
渡辺≫あ、きた！くる。
林≫辛いですよね。
今回用意したのが
シャモダツィという
ブータンの家庭料理なんですが。
唐辛子を３～４本
そちらの料理には
使ってるということです。
渡辺≫夏にはいいね。この暑いときには刺激があって。
入れるのかな？かけるのかな？
林≫食べ方はカレーと同じように
かけてもいいですし
ご飯をつけても
いいんですけれども
ご飯と一緒に食べるというのが一般的。
私もさっき食べてみたんですけど
ただ、チーズも使っていますのでコクがあって
あとからぴりぴりとする感じが
おいしくないですか。
山崎≫おいしいですけど
ぴりぴり感が強い。
林≫唐辛子というと
香辛料とイメージしますが
ブータンでは野菜として
食べられているんです。
それだけたくさん
唐辛子を使うんですが
なんと、子どもも
学校に行くときに
唐辛子を持っていくですとか
犬も唐辛子を食べる。
山崎≫そんなに笑顔で
食べてます？
そのイラストみたいに。
林≫笑顔かは分からないですが本当かなと思いますけど
ちゃんとブータンを
研究されている方に
聞きましたので本当です。
渡辺≫唐辛子が、そのまま入ってるわけではないよね。
これはピーマンでしょ。
紀≫緑のものが唐辛子。
林≫唐辛子とチーズを
一緒に煮込んで作っています。
そんなブータンなんですが
世界一幸せな国とも聞きますよね。
というのもブータンは
国内総生産よりも
国民総幸福量というのを
国造りの指標としていまして
ブータンが
独自で生んだものなんですけど
ただ、世界幸福度ランキングを
見てみますと、なんと９５位。
全体の半分以下なんですよ。
ちなみに日本は５８位ですので
日本よりも低いんですよね。
なんでなんでしょうか。
専門家の方に伺いました。
理由はいくつかあるんですが１つ挙げられるのが
人と人との関係が
崩れてきている。というのも
ブータンは経済発展が
著しくなっていまして
若者などが都市部へ
流出してしまっている。
一気に流れたことで
仕事がなくなっている。
そんな背景もある
ということなんです。
今まで大事にしてきた
人と人との関係が
希薄になってしまっている。
そんなことが
関係しているんだそうです。
ただ、一方でブータンの憲法にはこんなものがあります。
国土面積の６０％以上を森林にと