絶品ドリンクとは 杏仁豆腐でおなじみの杏仁を使う飲み物。
ところで 三浦さん
杏仁って 何だか知ってますか?
フフフフフフフ。
杏仁とは 杏の種の更に その中にある→
仁と呼ばれる部分のことなんです。
[外:816826A1B2522FEA9D7EC0A4DD258DCE]さんのこだわりは台湾のお米を混ぜること。
へえ~。
4時間 水につけたあと杏仁をすり潰す。
すると [外:816826A1B2522FEA9D7EC0A4DD258DCE]さん おもむろに外へ。
(菅谷)これでやるんですね。
こちら 電動の石臼。
30年近く愛用している。
台湾では 昔は どの農家にもあった
おなじみの道具。
ところが…。
[外:816826A1B2522FEA9D7EC0A4DD258DCE]さん 張り切って 杏仁を入れすぎた。
気を取り直して 電源ON。
ちょっと待って [外:816826A1B2522FEA9D7EC0A4DD258DCE]さん蓋が開いたままですよ~。
かかったの?
プシャーってきました。
中火で温めながら 氷砂糖で甘さを加える。
甘い香りが広がる…
お米から出る このとろみが
ほっとする舌触りを生む。
う~ん これもまた
朝ご飯代わりになりそうな。
おいしそうだな。
(菅谷)おいしいですよね。
ハオフー ハオフー。
おお 香りがいい!う~ん!
(笑い声)
杏仁さんの滞在がすごい。うん すごいよね。
杏仁初段?
フフフフフフ。
確かに 密感というのは すごく感じます。
もっとガツーンと。
これが 本当の香りなんだって 杏仁茶。
びっくり! 杏仁茶。
商品開発には もう一つ
大きなミッションがある。
やって来たのは
100年前の古い街並みを保存している→
迪化街という地区。
オールド台湾を感じられるエリアとして世界中から注目されている。
商品パッケージのアイデアを考えるのも
大事な任務。
街の中から 台湾らしさを感じる
モチーフを探し デザインに反映させる。
かわいい。
例えば デンマークの旅から生まれたこのドリンク。
旅で見かけた本や 町の何気ないモノから
インスピレーションを得た。
(菅谷)やっぱり…
富士山?
見つけたのは 富士山の形の鉄格子。
しゃれている。
「鉄窓花」と呼ばれ 30年前までは
こんなかわいい鉄格子がよく見られた。
今 台湾で こうしたレトロデザインが
見直されている。
こちらも その一つ。
19世紀末 台湾には ヨーロッパのモダンデザインが入ってきた。
人々は おめでたい意味を持つ
花や果物をモチーフにして→
最近 街なかでは 見かけなくなったものの
こんなところで流行中。
雑貨店。 コンパクトやコースター。
マジョリカタイルを模したアイテムが並ぶ。
さっきのやつだ。
若いアーティストたちも 台湾レトロにインスピレーションを得ている。
こちらの黄さんは タイルのデザインを
編み物で表現した作品を作る。
猫 かわいい!
マジョリカタイル風 毛糸のマット。
つなげると カーペットにもなる。
超かわいい。
猫ちゃんも タイルのデザインが
お気に入り。
お気に入っている
ほんとに。
若い世代も引き付ける「台湾レトロ」。
パッケージのヒントになるかも。
菅谷さんが手がけている
ドリンクのシリーズ。
始まったのは 12年前。
ドリンク業界では 異例の商品だった。
新商品を次々開発してきた菅谷さん。
今 新たなテーマが見えてきたという。
きっかけは 「母親になったこと」。
母親である自分が 自信を持って世に送り出せるドリンクとは。
今回 どうしても
取り入れたいモノがあった。
台湾といえば 「漢方」。
多くの人が 病気になる前の健康維持のために→
漢方薬を日々飲んでいる。
健康状態を診断してもらい→
薬剤師が その場で調合する
オーダーメードスタイル。
あ~ すごい。