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2019/09/07(土) 17:30〜18:00 ダーウィンが来た!選「進化するだまし合い!鳥のたく卵最前線」[字]

インタビューもありました。和田一浩さんの解説でここまで
お送りしました
和田さんありがとうございました。
大切なヒナのために
せっせと食べ物を運ぶ親鳥。
あれ? なんか変。
ヒナが大きすぎると思いませんか?
なんと 親がヒナの体に乗って
食べ物を与えていますよ!
他の鳥をだまして
世話をさせているんです。
「托卵」と呼ばれる習性です。
最近 世界各地で托卵に関する新発見が相次いでいます。
托卵される側の鳥も 高度な技を駆使して
対抗していることが分かってきました。
卵の表面に「秘密のサイン」を隠し→
カッコウの卵を見破る ドイツの小鳥。
ヒナ対ヒナの決死の対決が
繰り広げられていました。
(鳴き声)
前代未聞の報告も。
長い進化の中で築かれた
鳥たちの不思議な関係。
今日は 托卵の最前線に迫ります。
♪♪~
♪♪「しずかな湖畔の
森のかげから」
♪♪「もう起きちゃいかがと
かっこうが鳴く」
(カッコウの鳴き声)


全長は35センチほど。 ハトくらいの大きさです。
日本を含め アジアやヨーロッパ
アフリカの広い範囲で見られます。
ここは 豊かな自然が残る
ドイツ北部の湿地帯。
季節は春です。
カッコウは托卵の名人として知られます。
そのお手並みを
じっくり拝見していきましょう。
湿地を行ったり来たりして
何か探しているようです。
水辺に生えたヨシの中。
ヨーロッパヨシキリです。これが托卵の相手。
今は巣作りの真っ最中です。
カッコウは 見つからないようそっと見張ります。
ところが突然
何者かに襲われました!
別のカッコウです。
縄張りをめぐって争っているんです。
勝負がついたようです。
托卵するには ヨシキリの巣の近くに縄張りを持たなければならないんです。
ヨシキリの巣が出来てきました。
スパイのようにひたすら見張り続けるカッコウ。
産卵するタイミングを
見計らっているんです。
ついに
ヨシキリの巣が完成しました。
中には 卵。
全部で4つあります。
カッコウが待っていたのは


この時です。
ヨシキリが巣から離れました。
そっと飛び立つ カッコウ。
産卵するため
ヨシキリの巣に飛び乗ります。
さらに 頭を突っ込み
中の卵をつまみ出しました。
もう一度 見てみましょう。
巣に到着するやいなや頭を突っ込み→
ヨシキリの卵を
抜き取るカッコウ。
同時に おなかをグッと押し込み
素早く卵を産み落とします。
見事な早業!
到着してから巣を離れるまでわずか17秒です。
巣の中を そっと
のぞかせてもらいます。
どれがカッコウの卵か分かりますか?
これです。 わずかに大きいですが色や模様はそっくり。
数も同じで 托卵の前後で
違いは ほとんど分かりません。
ヨシキリが巣に戻ってきました。
中の様子を見ています。
あっ 気付かずに卵を温め始めました。
托卵成功です。
カッコウの
親としての役目は ここまで。
すぐに
次のヨシキリの巣に向かいます。
春の間に

20個以上の巣に托卵するんです。
カッコウが托卵する鳥は
20種類を超えますが→
メスは個体ごとに
托卵する相手が決まっています。
これは セアカモズに托卵する
メスの卵。
斑点の付き方まで そっくりです。
こちらはジョウビタキ。
カッコウのメスは

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ikatako117

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ikatako117