巨大な天然ガス田が広がる地域。
そのため、周辺住民は
先日の台風15号が来た際も…。
≫現在でも
房総半島の南部を中心に
千葉県の停電。
そうした中、睦沢町の一部で今月初めから
天然ガスを利用した
新たな取り組みを開始。
停電から
なんとわずか6時間という
驚くべきスピードで
そのため独自の電力を供給することで
ほとんど停電の影響を受けずに
済んだといいます。
睦沢町をご紹介しました。
それはまさにエネルギーの地産地消であり
都留文科大学の高橋洋教授です。
高橋先生今日はよろしくお願いします。
高橋≫よろしくお願いします。
それぞれの地域で自然エネルギーなどで
発電して、それぞれの地域を
この電力が
巡回するということで
これがまさに分散型となるんですが
あのときには、原発だけではなく
大きな火力発電所も
軒並み止まりまして
大きな発電所というのは
大量に電気を作ってくれますから
非常にいいんですけれども災害などがあると
非常に
悪影響も大きいということが
去年の北海道のブラックアウトも
似たような構図でしたね。
小さな発電所なんですが
それを各地に立地して
そういう仕組みへの移行が
世界的に進んでいます。
山口≫今、コストもだいぶ
下がってきているんですかね。
高橋≫そうですね。
今、再生可能エネルギーを中心に
コストが
非常に下がっていますので
上山≫世界的な流れにも
なってきている
実は災害のときだけではなくて
その地域に
経済的なメリットも
もたらすということなんですね。
地域の活性化につながるという
非常に可能性があるなという気がするんですけれども。
高橋≫今回、睦沢町は地元の
天然ガスということでしたが
たくさん輸入して使うと。
そういう状況が続いていたんですけれども
地域の資源ですから
海外に燃料費を払う必要もありませんし
更に二酸化炭素も出さないという
メリットもありますので
そういう地産地消を
進めていくということが
総合的に見て
非常に大きなメリットがあると
期待をされています。
山口≫先生、私もこの番組で
やっぱりコストで
例えば、この睦沢町の場合も
この地元を這わせている
送配電線なんですが
これ、国の事業で
補助金でできているんですが
高橋≫そういう
自営線まで敷くとなると
やはりそれは
かなりコストがかかりますので
だけども、発電機のほうであれば
今回も屋根に置いた太陽光パネルの電気を
例えばスマホの充電に使ったとか
そういう話が
たくさんございます。
あるいは蓄電池ですね。
これも今、コストが
かなり下がってきているんですが
特に今後、電気自動車が
大切だと思います。
矢島≫それでは
今週の週間ニュースランキング。
なぜ、こんなことに?
矢島≫驚きを口にするのは12年にわたって
交通事故を鑑定してきた
中島博史さんです。
一体どのようにして
生まれたんでしょうか。
これが事故を起こした車です。
白い車が高速道路の出口に向かって
ハンドルを切った
その瞬間でした。
跳ね飛ばしながら