対応する仕組みです。
この制度を利用している
自動車部品メーカーです。
3年前の熊本地震で工場が被災し
復旧までに半年もかかりました。
想定外の事態に備えて
資金を調達しやすくするために
制度を活用することにしたのです。
小野≫どう思われました?
小芝≫企業の方に
とりあえず頑張っていただくしか。
私たち
何もできないじゃないですか。
小野≫企業にとって、震災対策は
コストがかかるんですね。
新浪≫相当かかるもんですね。
しかしながら、こういう制度を行政、国が中心となって
広めることによって
各企業、みんながやれば
同じように
コストを負担するわけで。
また、それは社会がコストを
負担することにもなるので。
テリー≫コストが
上がるってことは
商品の値段に上乗せされる
可能性もあるんですか?
新浪≫その可能性もあるんです。
それは皆さんに
ご理解いただかなきゃ
いけないことも
あるかもしれませんが
技術革新やいろんなことを企業は
工夫をしてなるだけ
コストを削減して、一番いい形で
防災の企業の価値を上げるように
努力をするわけです。
それが民間なんです。
これは若干、行政と違うかもしれませんが。
小野≫中林先生はどうですか?
中林≫結局、今まで防災がなかなか企業で進まなかった
継続力というのは
防災力と対応力と回復力なんです。
それに投資をしようとすると
むだじゃないかということで
防災はコストだって
ネガティブな評価をしていたんですが
いや、違うんですって。
さっきのスーパーのようにあそこでおにぎりおいしかったら
次、買うんです。
だから、防災は価値なんです。
企業の価値なんです。
小野≫防災を企業の価値にしたらいいと。
大事なことですね。
新浪≫コミュニケーションがすごく重要で
とりわけ私は、若い方々には
非常にそういうことをやっている企業に入りたいとか
また、そういうところの
サービスを受けたい
商品を買いたいとか。
環境と似ているようなところがあると思うんです。
それをしっかり
コミュニケーションとして
企業として
こういうことをやってますと
企業が伝えることによって
それぞれの企業が競争になっていいんだと。
小野≫私たちにできることが
ありますよ。
そういうところに就職するとか。
テリー≫格好いいですよね。
それこそ5年、10年前は
環境をそんなに意識しなかったけど
防災も同じぐらいに
それがあることが入る人のステータスになるし。
新浪≫街を守り、育成し
自分たちの社員も
家族も大切にする
ということですから。
こういう企業に入りたいと。
テリー≫ちょっと気になったのは
企業の話がありましたよね。
それを政府が認定していくわけですよね。
例えば、家が崩壊したときも
認定が難しいじゃないですか。
その辺りは
どうなっているのかなと。
中林≫事前に認定するんですよ。
それは、その会社に格付けして実は、災害が多いからねって
外国の人が日本のこと
言うでしょ。
それに対して日本は
世界一対策してやっているんですという
ブランドを
上げていくということです。
井上≫企業に関するご意見ですが
ツイッターではこんなこともいただいています。
「4歳の子どもがいて
夫は朝早くから夜遅くまで仕事です。
もし「パラレル東京」と