前回に引き続き 舞台は琵琶湖の南西 比叡山→
山全体に広がる 延暦寺です。
奈良時代の終わり僧 最澄が開きました。
100を超える お堂や修行道場を持つ…
そんな比叡山での お題は…?
ん?
おっ。
う~ん?
母なる山…。
1200年にもわたって→
名だたる僧を生み出してきた比叡山。
しかも
新しい宗派をおこす人たちまで→
輩出しているんです。
そんな山になった理由を探るため比叡山に乗り込んだタモリさん。
(高橋)
実は ここ もう既にですね→
延暦寺の境内に
実は 入ってきてるんです。
この構造が…。
国宝 根本中堂で最澄の教えに触れました。
あ~ さすがですね。
そのとおりです。
更に 最澄が自分の考えを記した
直筆の書まで拝見。
それを思ってるということですね。
「人は誰でも仏になれる素質を持っている」。
この最澄の教えに惹かれ
多くの僧が修行しに来たことが→
「母なる山」と言われるようになった
きっかけだったんです。
では 一体どんな修行なんでしょう?
というわけで タモリさん→
延暦寺の「西塔」というエリアに
やって来ました。
実は ここはですね 現在 主に…
じゃあ あんまり入っちゃいけないんじゃない?
あっ!
おはようございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
案内してくれるのは
前回に引き続き 延暦寺の礒村さん。
比叡山に入って 17年。
仏の教えから歴史まで精通しています。
延暦寺を開いた最澄は 山に籠もり→
修行に打ち込むことを何よりも重んじていました。
実は ここに 僧たちに欠かせない
重要な修行道場があるんです。
ん?
あっ。
(礒村)2つ合わせて
「にない堂」というふうに呼んでおります。
(礒村)はい。
ありがとうございます。靴のまま 上までお上がり下さい。
なんと…
比叡山の修行空間を特別に見せて頂けることに!
おぉ~。
はぁ~。
始まりました 「ブラタモリ」!
今回の舞台は…
険しい山の中で 最澄の教えを守り→
100人を超える僧が 仏に仕えています。
比叡山が「母なる山」と
言われるようになった秘密→
タモリさんがブラブラ歩いて
解き明かします。
今日は比叡山で「ブラタモリ」!
♪♪「ハロー ハロー お元気?」
♪♪「今夜
なにしてるの?」
♪♪「TVなんか 見てないで」
♪♪「どこかへ一緒に行こう」
♪♪「だからもう
I love you so」
♪♪「I’d love to be
back in your heart」
♪♪~
通常非公開 比叡山の修行空間は一体どうなっているんでしょう?
ほぉ~。
はい。
じゃあ…
そうですね。 このお堂 「常行堂」ですので。
常に 行く?
修行の「行」ではなくてですね→
「歩く」という意味なんですよ
常行堂の「行」というのは。ふ~ん。
「常行三昧」とは
お堂の中で ひたすら念仏を唱える修行。
中央に座った阿弥陀仏の周りを
歩き続けるんです。
(礒村)タモリさん。
はい。
え?
え?
えぇ~。
はい。
90日間!?
はい。
ああ!