すご~い! いや~。 え~ すご~い!
どういう方が出てくるんだろう?
いらっしゃいませ。あ こっちだった。
どうも失礼いたします。
サンドウィッチマンと申します。
どうも お待ちしておりました。
(岩屋)こちら中島寿美子さんです。
中島さん。
はい 中島と申します。
(チャイム)
(宮川)うわ ちょうど。
これは…
お出迎えのお花もちゃんとしております。
よろしいでしょうか?
(寿美子)どうぞお入り下さいませ。
もう 玄関が広い広い。
奥様 早速ですが これが ご主人の?(寿美子)はい 最後の作品で。
すごい すてき。
(寿美子)はい そうなんです。
焼き物の中でも特に難しいといわれる
青磁の分野で→
人間国宝と認められた
中島 宏さん。
独特で美しい青色は
「中島ブルー」と賞され→
青磁の世界に新たな美を生み出しました。
それを可能にしたのは宏さんの美への執念でした。
手間暇かけ 形づくり
焼いた青磁のほとんどを→
理想に届いていないと たたき割り…
人間国宝・中島 宏さんの貴重な作品を見せて頂くことに。
すご~い。
何か 恐れ多くて この畳には上がれない。
(寿美子)どうぞどうぞ お入り下さい。
いいんですか? 上がって。
(寿美子)どうぞお入り下さいませ。→
夫の作品で 代表作でございますのでご覧下さいませ。
すごいですね ほんとに。 すごい。
すごい。
これ 奥様 青磁という 要するに青い。
そうですね 青と緑。→
大体 この青磁といいますのは
「雨過天晴」と言いまして→
雨上がりの
青空がパッと見えてくるのが雨過天晴で。
中島ブルー。 これが青磁。
(寿美子)はい。 申しますけどもね。
すごい 見とれちゃう。
ありがとうございます。
ちょっと大人になると
こういうのの すごさが分かるよね。
やめろよ。 いいって言うか そんなの。
滑らかな肌で。(宮川)何を言うてんの。
どんなふうな陶芸家の方だったんですか?
(寿美子)そうですね。→
竹を割ったような性格でしょうかね
性格でいいますとね はい。→
スパッとしておりまして
気持ちよく→
また次の制作に向かっていくと。
そういうことがありました。
制作してる時は もう
人間が変わったような感じですか?
(寿美子)そうですね。
例えば 食事の時間が来てもそっと戸を開けてみて→
ああ まだ してるから
仕事の きりのいい時に→
こちらに戻ってきますので。
その時がお食事の時間です。
待つんですか? じゃあ。
奥様が おなかすいても→
食べないんですか?
食べません。
(宮川)偉いな~。
それは待ちます はい。
奥様には相当優しかったですか?
はい とても優しくして頂きました。
優しかったんですね。
(寿美子)はい 優しゅうございました。
そんな人間国宝の宏様が
こだわって作ったお風呂→
そのお風呂を見せて頂いても
よろしいでしょうか?
どうぞ。 向こうにありますので
ご案内いたしますので。 どうぞ。
どんなお風呂なんだろう?
ねえ もう楽しみ。
そうですね どうぞ。
すごいお風呂なんでしょう? だって。
(寿美子)どうぞ こちらでございます。
何か要らないの1個ないですか?
(笑い)
(寿美子)まあ こんな感じです。こんなおうち住んでみたいな。
(寿美子)こちらでございまして。
滑らないで下さいませね。
ちょっと ちょっと。 青磁ですよね?
(寿美子)はい そうです。
全部 壁から何から全部青磁で。
うわ~ すてき!
うわ すごい!