Categories: 未分類

2020/02/27(木) 13:05〜13:35 ハートネットTV・選 シリーズ 変わり始めた精神医療(1)「子どもたちの心」[解][字]


こちらが VTRでもご紹介した教材のロードマップになります。
少しずつ 大人のサポート
周りのサポートを得て→
最後は 看護学校に行くことが
できたんだよっていう。
栄さんも こういう教材作りに

関わっていらっしゃいますけれども→
教育現場において 精神疾患のことを→
子どもたちに伝える意味っていうのはどんなところにあると思いますか?
具体的に
精神障害者の人に出会ったことがない。
でも 今 小学生の言葉を聞くと
どんな人って聞くと→
何かこう 出会ったことがないっていう
形で イメージが湧かないんですよね。
今までの精神障害者の教育っていうのが
その人の一部分だけを捉えて→
病理だけを捉えて教育してきた
っていうのがあるんですね。
だから どうしても 怖いとか→
なりたくないってなってしまうんですけど→
一人の人間として見た時に→
その人の得意分野っていっぱいあるわけですよね。
音楽の話もそうですし どっかに
旅行 行きたいっていうのもそうですし。
そうすると 子どもたちの偏見が
一気になくなるのは→
実感しているっていうのがあるんですね。
児童精神科の領域だと→
割と こっちから学校に出向くっていう


機会が多いんですよね。
教育委員会の方と一緒に
巡回相談っていって→
中学校なんですけど
年に3回 学校に行って→
先生たちが心配されてる子どもさんの
教室に行って 授業参観するんです。
診察室の中だけの話じゃなくて→
すごく 目の前で起きてることが実感として伝わってきて…。
終わってから 校長室で
担任の先生とか 何人かの先生方と→
その子について いろいろ
どう対応すればいいか→
どう理解したらいいか。
こんなふうに考えて→
こんなふうにしてみたらどうでしょうか
っていうことを話しして。
やっぱり こっちも出かけていって
その現場の中で→
学校の中で 子どもたちを見て
先生たちと話をするっていうことも→
必要じゃないかな
っていうふうに思います。
アルタイルさんの場合は
学校の先生と お医者さんが→
何か話したりとか 連携っていうことは
ありましたか?ありました。
主治医と当時の担任と→
学年主任と両親で話をしたっていうのはあるんですけど→
僕は まあ… その時は 多分→

大人たちは どう学校に戻すかっていう話を 多分してたと思うんですけど→
僕は とにかく
学校に行きたくなかったので→
多分 お互いの考え方が違って→
うまく解決はしなかったかなと思います。
誰のための連携かってことが
ないんですよね。
つまり アルタイルさんの声が届いてない。
つまり 目標は 大人は学校行かすことが最終の目標であって→
アルタイルさんが
どうやって生活していきたいかとか→
生きていきたいかっていうことが
抜けてること自身が→
私は何か 連携っていう言葉が
ちょっと 何て言うか→
おこがましいなと思っていて。
やっぱり ご本人さんの声を しっかり聞くっていうことであったりとか→
今 どの位置に彼が求めてるのか
っていうことを 聞くっていうことを→
大人自身が大切にしてほしいな
っていうのもありますよね。
今 頑張る時じゃないと思うっていう人も
いっぱいいると思うので→
そこを…
だから そういう理解者というか→
そういう人が いてくれたらいいな
っていうのは思います。
知りたい 分かりたいっていう
目の前の 一人の人間として。
それが 多分 私の役割で。

子どもっていうふうに考えてしまうとどうしても未熟と成熟だとか→
管理する されるとかですね→
育てる 育てられるっていうふうに思いますけど→
その 一番 根本的なところは
やっぱり 一人の人間であるという→
そこを きちっと やはり考えて→
つきあっていくことが必要じゃないかなと思います。
2020/02/27(木) 13:05〜13:35
NHKEテレ1鹿児島
ハートネットTV・選 シリーズ 変わり始めた精神医療(1)「子どもたちの心」[解][字]

転換期を迎える精神医療。第1回は、発症ピークとされる10代後半〜20代の子ども・若者たちについて。子ども主体のカウンセリングを行う病院など、最新事例を伝える。

詳細情報
番組内容
転換期を迎える精神医療を伝えるシリーズ。第1回は、発症ピークとされる10代後半〜20代の子ども・若者について。去年、高校の学習指導要領に、40年ぶりに精神疾患の具体的な記述を加えた文科省。未成年の自殺が後を絶たず、偏見・ちゅうちょによる未受診者が多いと見られ、乗り出した。診断名でなく、発育過程や特性理解を重視した子ども主体のカウンセリングを進める病院も。子どもたちの心と向き合う最新事例を伝える。
出演者
【出演】桃山学院大学教授…栄セツコ,精神科医…松田文雄,【語り】河野多紀


ジャンル :
福祉 – 障害者
福祉 – 社会福祉
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

Page: 1 2 3 4

ikatako117

Share
Published by
ikatako117