体形の変化を実感し→
「痩せたらはく」と言い張って→
クローゼットに眠りっぱなしのジーンズがある皆さん。
それ いつ はくんですか?
しかし チコちゃんは知っています。
ジーンズが青いのは…→
ガラガラ蛇に かまれないため~。
(拍手)
岡村 ご名答でございます。
何か 誰かから聞いたのか→
何か テレビで見たのか 昔に。
何の時かは わかってないのね?
さすが チコちゃん。
いや~ う~ん どうしよっかな~。
詳しく 教えて下さるのは→
ベストジーニストを選出する
日本ジーンズ協議会の…
ジーンズはね もともと
「労働者のための衣服」だったんですね。
そこに
ジーンズが青い秘密があるんですよ。
ジーンズ誕生の きっかけは→
ゴールドラッシュで沸く1850年代の アメリカ カリフォルニア州。
そこに 商人として
成功したいと考えている男がいました。
その名は リーバイ・ストラウス。
後に 世界に 名をとどろかすジーンズメーカーを作った人物です。
金を掘る時ってのは→
立ったり しゃがんだりとか非常に激しい作業になるんで→
今までのズボンだと
もう すぐに破れてしまうという→
労働者には
そういう悩みがあったんですよ。
そんな労働者の意見に耳を傾け
リーバイが作ったのが→
当時 一番 強い素材だった→
テントや 船の帆などに使われるキャンバス地のズボン。
耐久性が高く
鉱山で働く人たちに大人気。
最初に作られたズボンは
青くはありませんでした。
では 一体…
そこで 使用されたのが「天然のインディゴ」。
インディゴは 主に「インドアイ」という
植物が原料でできた染料。
当時 インディゴ染めのジーンズは
毒蛇よけの効果もあると宣伝され→
多くの人が
はくようになっていきました。
ジーンズが青くなったのは→
蛇などから 鉱山で働く人たちを守るためだったというふうに→
言われてるんですよ。
では 本当に ジーンズに蛇よけ効果があるのか 実験。
実験するのは 高校時代→
アメリカンフットボールで全国大会に出場し→
「ボールを置く役」として活躍した→
担当ディレクター。
今回は これまで
多くの芸人さんが お世話になった→
毒がない アカマタで実験。
(ディレクター)うわっ!
うわっ! やばい やばい やばい!
ちょっと待って 待って!
どうしよ どうしよ!
待って 待って 待って 待って!
このディレクター 大の蛇嫌い。
ここで 一旦 実験中止。
続けるべきか やめるべきか。
すると…。
あ。
ADから渡されたのは→
アメリカンフットボールの
ユニフォーム。
アメフトの全国大会で
球を置いていた時→
でかい やつらが襲ってきても→
それに耐え俺は逃げなかったじゃないか。
いけ!
ジーンズの生地を近づけてみると…。
うわ~ 来た!
来てる 来てるよ。
(ディレクター)全然 逃げない。→
全然 逃げない。
蛇は 全く逃げませんでした。
ないです。
19世紀後半→
化学的に 合成インディゴを作る技術が発明され→
安くて 大量生産に向いていたため→
現在 売られているジーンズのほとんどで→
合成インディゴが使われています。
もう…
それは 日本では 藍染めっていうふうに
言われてるんですね。
まさに これこそが
天然のインディゴ そのものなのです。
江戸時代 藍染めは→
庶民の衣服や のれん→
風呂敷などに使われ…
農作業する時の衣服にも→
使われていたのです。