１０回クイズ 得意じゃん！
すごいでしょ。 １０回クイズ 得意なんだよ。
大したもんだ。 すげえ すげえ。
そういえば
９回しか言ってねえな！
手を当てない。
お前 これ １０回言って初めて引っ掛かるやつだど。
今 ９回しか
言ってなかったっぺよ。
お前 二度と１０回クイズやんな。
分かったか。分かった。
「分かった」じゃねえべよ。
返事は「はい」。 「はい」って言い直せ。
はい はい はい はい…。
「はい」は１回だよ。
もういいよ。
（２人）どうもありがとうございました。
とっても痛そうでしたが…
これは一体…？
あ 僕ですか？
（スタッフ）どんな感じで？楽屋戻ったら…。
さっきの痛かったでしょ？
ちょっと ないね… うん。
たくみも ちゃんとやって。
ごめん ごめん。
（スタッフ）ちょっと待って下さい。
なぜ 痛いところに手を当てるのかも知らずに→
「笑いがとれれば痛みを感じない」とか→
「つい 不安で激しくツッコんでしまう」とか…。
体を もっと いたわって下さい。
しかし チコちゃんは知っています。
なんで分かんねえんだよ。
痛いところに手を当てちゃうのは…→
痛みより触覚の方が優先されるから～！
痛みより触覚？
ほうほうほう…。
「ほうほう」って お前また！
分かった？ 今。
ほうほう…。
えっへん！
詳しく教えて下さるのは→
痛みなど 体のメカニズムを
長年研究している…
複数の感覚が一緒にくると
優先順位をつけるんですよ。
つまり 何が一番重要かって。
人間には 「痛い」という感覚の他に→
触れる感覚や
「冷たい」と感じる感覚など→
さまざまな感覚があります。
同時に複数の刺激を受けた時→
それを受け取る脳は
優先順位をつけるのです。
その順番は…。
一番重要なのは「運動」なんですね。
それから「触覚」。 触るって感じ。
その下に「痛み」っていう感覚があるんですよ。
実は 「痛み」よりも「触覚」
つまり→
何かに触っている
という感覚の方を→
脳は
優先的に感じるのです。
例えば こんな時。
この時 「痛い」という感覚と「手が触った」という感覚が→
同時に脳に届き…。
では…
痛みを数値化できる「ペインビジョン」
という機械を使って検証。
腕に電気を流して
痛みを与えます。
その痛みの度合いが
数値化される仕組みです。
まずは…
はい。
スタッフに痛みを与え
ちょっと うれしそうな先生。
手を当てない場合の数値は ３３．５。
続いて 痛いところに手を当てる場合。
測定を始めます。
（[外:B050B783E1401CDA1EAE32C4741BA775]原）あ 揺すっていいんだね。
手を当てた場合の数値は ９．２。
痛みの度合いはおよそ3/3にまで減少しました。
確かに…
自分ではなく 例えばお母さんが お子さんの痛いところに→
手を当ててあげる
ということもありますよね。
その場合は
どうなのでしょうか？
（濱口）
ちょっと女性にしてほしかったなあ。
結果は 自分で手を当てた時と
ほぼ同じで→
痛みは およそ3/3に。
自分で触っても誰かに触ってもらっても→
同じ効果があることが分かりました。
…って こう優しくなでるでしょ？
最初は ちょっと怖かった
先生の手には→
優しいぬくもりがありました。