作り上げられないですよね。
美保≫すごい
血流がよさそうっていうか。
血の巡りがものすごそうですね。
伊集院≫これがいい循環のときって
ラジオにメールやお便りが
すごくくるようになって
そうすると、それを見ながら
こういう立場の人も
聴いてくださってるんだと
すごい
インプットできるじゃないですか。
ラジオは好調になるとすごい好循環してくれて
好調だから
いっぱいメッセージがくる
いっぱいリアクションがくる。
それこそ伊集院君そこは違うんじゃないのって
言う人がいれば
私は全然違う立場なんですよって言ってくれることで
あの、人のパーツがいっぱいに
なってくれる感じはあります。
船越≫お便りがインプットに
なったりするわけですね。
伊集院≫めちゃくちゃなるし
なかなか
しょっちゅうテレビ見たり
いまやネットもすごいから全部見れるわけじゃないです。
メールがきたときに
頻繁に名前が出てくる人は
この人は今、きてる人なんだとか
普通にメッセージもらったときに
最近これが
手に入らないんですけど
みたいなことを見ることで
個人的には全然興味ないものでも
そういう化粧品があって
女性陣の中ではそれ人気なのとか
入ってきて、それはすごい
得してて。
船越≫つまりアウトプットしつつ
インプットもできてると。
美保≫ペンネームとかちょっと
こじゃれてたほうがいいですか?
伊集院≫自然に覚えちゃいます。
深夜のラジオなんか特に
25年とかやってるので
そうすると途中忙しくなった人が
また聴いたりとか
するようになるから、あれ?
このペンネーム懐かしいみたいな
それは、ちょっとありましたね。
小松≫ラジオ、テレビ
しゃべることで活躍されてる
伊集院さんですが原点は
また違った
意外なしゃべりの場だったんです。
こちらは32年前に行われた
NHK新人演芸コンクール。
出場されたのは…。
楽大≫そういうわけで
トップバッターでございましてね。
こんな足の遅いトップバッターも
珍しいかと思いますけども。
僕のほうが
円楽党からやってまいりました
三遊亭楽太郎門下
三遊亭楽大と申します。
ニックネームは
ラッキーちゃんです。
よろしくお願いいたします。
小松≫三遊亭楽大を名乗るこの方
実は当時二十歳の伊集院さんです。
17歳で当時の
三遊亭楽太郎さんに弟子入り。
二ツ目にも昇進を果たしました。
楽大≫あ!でも竹、なんだな
お前の子ども、お人形さんに
よく似たところがあるな。
うれしいねえ、散々悪態ついて
最後の最後に褒めて
さすが友達だよ。
お人形?うちの子、そんなに
かわいいかい?
かわいかねえけどよお
おなかを押すと
キューキュー鳴くんだよ。
子ほめの失敗でございます。
船越≫楽太郎さん門下
ということは
今、われらが円楽師匠のもとに
弟子入りしたのが
この世界の入り口と。
伊集院≫だからしゃべりについて語るのいやなんですよ。
船越≫今日、もう
いらっしゃいますからね。
伊集院≫NHKの館内の放送を
全部切るくらい。
ここで偉そうにしゃべること
ああ、なるほどね
あっ、君はそういうふうに