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2020/12/13(日) 08:25〜08:52 サラメシ シーズン10(29)[解][字][再]


毎年およそ30万人。
10人のスタッフと アルバイト35人で
迎え入れます。
「テスト テスト テスト マイクのテスト」。
こちらは…
宮司自ら おみくじの準備。

こちらのおみくじは 明治時代から続く→
この神社のオリジナルなんだとか。
何て言うのかな…
参拝客がお参りする拝殿の横にある
社務所。
ちょっとお邪魔して
社務所を奥へと進んでいくと→
そこにあったのはダイニングキッチン。
ここで宮司をはじめとするスタッフみんなの→
まかないが作られていました。
宮司の妻 久美さんがまかない作りのリーダー。
(取材者)ちなみに何人ぐらい?
ふだんはアシスタントの鈴木さんと2人で。
でも お正月には助っとが!
東京で働く次女の佐紀さん。
正月は毎年
手伝いのために帰省するんだそうです。
それは もう…
大みそかの夜 執り行われていたのは…
行く年の無事を感謝し
来る年の安全を祈ります。
実は この除夜祭が
正月のまかないメニューと→
大きく関わっていました。


除夜祭が終わり 下げられるお供え物。
このお供え物が どこへ行くかといえば…。
そう あのキッチンです。
もう お分かりですね。
この神社の正月のサラメシはお供え物だった食材で作られる。
元日のサラメシも
毎年の定番メニューだそうですが。
ん? とぎ汁と大根で…
何が出来るんでしょう?
こちらは 厚揚げってことは
あれだ あれだ あれ!
はい きた! おでん!
こちらの神社 正月の定番サラメシ。
おでんの仕込みが終わったのは 夜の11時。
久美さん 休む間もなく今度は 参拝客を迎える準備です。
アルバイトスタッフに指示を出し
年明けの瞬間に備えます。
こうして迎えた新年。
僕らが新たな気持ちで初詣できるのも→
それを裏で支える
地道な仕事があってこそ。
宮司の藤江さん一家の仕事は
ここからが本番。
だって
参拝客は夜通しやって来るんです。
境内の安全を見回ることから
地域の人への挨拶まで。
これも宮司の大切な仕事。
結局 この日 藤江さん一家は一睡もできませんでした。
そして 新たな1年の無事を祈念します。

さあ そろそろサラメシタイムかな?
おなかも減ったでしょう?
参拝客が途切れないためランチは交代制で。
で どんなふうになりましたかね
お供え物だった大根は?
わ~ いい艶出てます。
これが 元日に大阪の神社で出会ったおでんサラメシ。
正月の神社は忙しい。
だから 煮込んでおくだけのシンプルおでん。
いつ どんなところにも
その仕事ならではのサラメシがある。
朝食を食べそびれた宮司の藤江さん。
午後3時を過ぎてやっと今年 最初の食事です。
あ~ おなかすいたよ。
座るのも久しぶり。
(久美)おいしいね。
あ~ おいしい。
娘が帰省した時ぐらい
ゆっくりおせちでも。
…とはならない これが神社のお正月。
これから ちょっとまた…
(藤江)頑張れますわ。
(取材者)ありがとうございました。
初詣のやり方は変わっても→
新しい年の幸せを思う気持ちに変わりはない。
来るべき新年が 少しでも
笑顔の多い年になりますように。
寒さは これからが本番です。
くれぐれもご自愛下さい。
今日もお相手は 中井貴一でした。

2020/12/13(日) 08:25〜08:52
NHK総合1・東京
サラメシ シーズン10(29)[解][字][再]

兵庫・尼崎の菰樽(こもだる)製造会社で仕事にのぞむ職人たちの弁当を拝見。▽大阪・平野区の神社で初詣客を迎える神社スタッフのサラメシを再び!▽クイズ!私のランチ

詳細情報
番組内容
兵庫・尼崎には、祝い事などで使われる菰樽(こもだる)製造で、国内トップシェアを誇る会社がある。農家で刈らせてもらった稲わらで、樽(たる)に巻く菰(こも)を作り、手作業で一つ一つ作り上げていく。新型コロナウイルスの感染拡大とともに需要が減り苦戦する中、仕事にのぞむ職人たちの弁当を拝見。▽大阪・平野区の神社で初詣客を迎える神社スタッフたちのサラメシを再び!▽東京・浜松町でクイズ!私のランチ
出演者
【語り】中井貴一


ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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