しています。
今月8日から北海道旭川市に派遣
されている自衛隊の医療チーム。
きょうで2週間の支援活動を終え、
撤収することになります。
市はひっ迫していた医療体制が回
復しつつあるなどとして派遣の継
続を求めない方針を固めました。
全国の状況です。
きのうは2496人の感染が発表
されました。
また亡くなった人は36人。
厚生労働省によりますと、重症者
は593人となっています。
東京は日曜日としては最多の55
6人、今月の累計は1万507人
となり、
月ごとでは初めて1万人を超えま
した。
この新型コロナの対策として、
自宅での換気に気をつけている方も多いと思いますが、
この寒い時期の換気には、気をつ
けなければならないことがあるん
です。
それがヒートショックです。
急激な温度変化で血圧が上がった
り下がったりして起こる症状なん
ですけれども、これによって気を
失ったり、
心臓の病気を引き起こしたりしま
す。
>>こちらご覧いただきましょう。
これは漫画家の内海涼流さんがツイッターに投稿した漫画なんです
が、内海さん自身、24歳のとき
にヒートショックを経験したそう
なんです。
若くてもね、
なることにまず驚くんですが、そ
のときの体験をもとにした漫画な
んですが、
そのときの一こまです。そのとき、お風呂屋さんで、熱い
お風呂に入ったあと、寒い脱衣所
に行ったと。
熱い所から寒い所へ行ったという
ことなんですね。
すると目の前がぼやけて失神。
5分近く、
気を失ったということなんです。
そのときなんですが、体は硬直し
て、口も動かなくなってしまって、
しゃべれなくなった。
このとき、どうしたか。
周囲のお客さんが、体をさすって、
温めてくれたこともあって、硬直
がとけて、助かったということな
んですね。
このヒートショックにつきまして
は、詳しい統計はないんですけれ
ども、消費者庁の集計によると去
年、入浴中に亡くなった65歳以
上の高齢者、全国で4900人に
上るということなんです。
また高齢者だけではなくて、内海
さんのように、若いときにも発症
する可能性があります。
さあ、このヒートショックなんで
すが、この新型コロナの対策が求
められているこの冬、換気の際に
も注意が必要になります。
全国老人福祉施設協議会に尋ねた
ところ、北海道の施設で勤務経験
がある職員の方が、みずからの体
験をもとにポイントを教えてくだ
さいました。
1つ目は、窓を全開にして換気せ
ずに、複数の窓を少しずつ開けて、
風が一気に入らないようにするこ
とが大事だということなんです。
そして、
室温が一気に下がらないように部
屋にヒーターなどで温風を送り込
みながら換気をすると。温めるこ
とも同時にするということなんで
すね。
そして3つ目は、加湿器などで湿
度を保つことで、乾燥を防いだり、
室温の低下を感じにくくしたりし
て換気をすることなんだそうです。
>>また、
感染症の予防策に詳しい専門家に
も聞きました。
関西福祉大学の勝田吉彰教授です。
勝田教授は、換気の目的は、
空気の流れを作ってマイクロ飛ま
つを薄めることにあって、決して
部屋を寒くすることではないんで
すと、ここ大事なところ。
この本質を見誤って、すべての窓
を開けないといけないという発想
になってしまうと、急激な温度変