ほかの第三者にも取材をかけていて
そういう人たちと
照らし合わせると
日大関係者の言ってた話は
どうも真実らしいなと
言えるかどうかが
争点だったんですが
どこまで取材をすれば
真実らしく言えるのか
っていうのは
なかなか線引き難しいんですよ。
だからそこで新潮社側と
太田さんで
言い分が違ってたわけですけど。
≫でも、そういうネタ元の人の
身元は明かせないというのは
よくおっしゃるじゃないですか。ただ、その人が
いくらそれっぽいこと言おうが
客観的証拠が
見当たらずってなってるわけです。客観的証拠がなかったわけでしょ。
≫直接はないわけですよね。物的な証拠、書類などですね。
裏口入学の書類はないわけです。
≫僕らが、不安になるのはえ?ネタ元の身元は
明かせないって言われて
じゃあそのネタ元の人が
すごくいい加減な人で
じゃあ僕に恨みを抱いている人であることないこと言って
でもネタ元は明かせないから
っていうのが通用しちゃって
それを裁判かけても
勝てる要素がないって言ったら
そんなんめちゃくちゃに
なっちゃうじゃんという
不安なんです。
≫新潮社の編集長の証言によると
ネタ元と編集長は
かなり長い付き合いで
以前から、別の件で
情報提供があったと。
恐らく編集者は、この人の話は
ある程度、信用できると過去のこともあって
言えたと思うんですよね。
だから載せたと思うので
誰でもいいから
ネタ元あげますよ
っていうわけではないんです。
≫それは完全に編集長と
その人の単なる信頼関係であって
この記事、このネタに関する
信憑性ということとは
関係のない話ですよね。
≫そこを裁判所は
厳しく見てるわけですね。
今回は、ほかの事案がどうであれ
今回は太田さんの裏口入学が
本当に真実なのか
どうなのかっていうのに
ここに焦点を当てると
それを裏付けるような
ほかのものは
何もないでしょということで
裁判所が認めたので
ですから、記事は
名誉毀損であるとなったわけです。≫アンミカ、新潮社さんは
控訴するみたいですけど僕は納得いかないですけど
太田さんが
一部、認められた形で
こういう結果には
なったんですけどね。
≫私、言論の自由は
もちろんあるんですけど
ペンの力は
前に出る人にとっては
とても大きくて人生に対する
破壊力も半端ないんですよ。イメージ商売です。
それでCMがなくなったか
どうかは分からないですが
なくしたものはご自身の中で
大きいものがあると思います。
人生を否定されてるわけですから。相方の方と会うたびに
その方と会った人生の1ページも
塗り潰された思いになる。
何より信頼しているお父さん
亡くなって言い訳できないことを
言われている。それも
身元が何となく自分にとって
分からない相手の人に。今回、本当は太田さんは
謝罪広告を出してほしかったと
思うんですよ。
そっちのほうが重いから。
だけれども440万円でも
認めていただいた、裁判所に。
控訴されるっていうこともそれは、雑誌社側の人からすると
もちろん自分のところは
正しいんだというところが
1つの雑誌社の
存在意義であるとは
思うんですけど
まだこれ以上、自分の人生を
掘り下げられるのかって思うと