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毎年恒例…
欠かせないのがシュトラウス・ファミリーの楽曲。
まさに「華麗なるワルツ一族」ですよね!
しかし その裏側には→
ドロドロの家族関係があったようで…。
今年 没後150年を迎える次男・ヨーゼフの視点から→
シュトラウス・ファミリーの
光と影に迫ります。
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シュトラウス・ファミリーっていうのはヨハン・シュトラウスとかですよね?
です。
ドロドロなんですか?
ということでですね
今回 こんなものをご用意しました。
見て下さい こちらのパネル。
あらららら…。
何だか お昼の情報番組みたいなパネルが
出てきましたけれども。
コメンテーターもお呼びしております。
はい。
小宮正安さんにお越し頂きました。
(一同)よろしくお願いいたします。
ヨーロッパ文化史が専門の…
シュトラウス一家の研究をしています。
シュトラウス一家ですけれども 今日。
どういう存在だったんでしょう?
当時はですね 実は すごく有名人の…。
有名人ファミリー。
有名人ファミリーです。 やっぱり…
シュトラウス一家の家族関係っていうのは実際どうだったんでしょうか?
これがね もう大変なんですよ。
普通の一家だったら まだしもですね…
もう一つ 普通の家である上に→
楽団の経営もしなければいけないというですね→
なかなか難しいですよね。
華麗なるご家族。華麗なる一族ですね。
家系図をね まず
こちらで見ていこうかなと思います。
「ワルツの父」とも呼ばれている
お父様のヨハン・シュトラウス。
長男は 同姓同名で 最も有名な
ヨハン・シュトラウス。
2歳年下の次男が
ヨーゼフ・シュトラウス。
そして 今回は
登場しないんですけれども→
末っ子の このエドゥアルトも音楽家。
この二代だけで もう4人いると。
当時のウィーンには たくさん
ダンス音楽の作曲家とかね→
演奏家っているんですけれども
大体 みんな 一代かぎりなんですよね。
それが やっぱり 4人になりますと→
次から次へと いろんなね一家の中ですから→
やっぱり こう
いろんな情報なんかも継承されて。
今日は この中の次男のヨーゼフを中心に。
この「かじ屋のポルカ」曲は知っていましたけれども→
そのヨーゼフさんのこと
あんまり知らないんですよ。
あのですね もともとは すっごく…
ところが…
そうなんですよ。 ヨーゼフは もともとは
別の職業についていたんです。
それが… はい→
技師だったんです。
ヨーゼフの仕事ぶりと音楽との関わりを→
駆け足で VTRにまとめてみました。どうぞ。
ヨーゼフの仕事は…
ダムの現場監督から→
交通整理用の機械の発明まで→
幅広く手がけました。
今も見かけるブラシ付きの清掃車も
構想していたというんですから→
優秀だったんですね。
一方で 音楽はというと→
ピアノの腕前は 超一流。
バスの美声の持ち主でもあり→
作曲もしていました。
でも 音楽は あくまで趣味!
職業にするつもりはありませんでした。
当時の…
飲食店の片隅で演奏をし
日銭を稼ぐような人もたくさんいました。
父・ヨハンのように スターになれるのは
ほんの一握り。
その厳しさを 肌で知っていたのです。
そして もう一つヨーゼフを音楽家から遠ざける理由が。
それが 父対母と長男のドロドロ愛憎劇です。
はは~ 父 対 母・長男。
この父と母の間に
何か問題があったわけですよね。
まず大変な問題ですよね。
何だと思われますかね?
そこで ちょっと さっきの家系図を
もう一度 見てほしいんですけど。
ここに 不自然な余白がありますね。
反対側ですね。
ちょっと めくってみましょうか。 はい。