♪♪~『運命』
はい。 ちょっと 譜面を
見ていただいてわかるとおり…。
「ン ジャジャジャジャーン」なんです。
(伊集院)へえー!
「ン ジャジャジャジャーン」
なんです。
その「ン」っていうところに→
気合が全てこもるわけですね。なるほど。
それまで音がないわけだから。
でも 何しろ 交響曲 このまま30分以上やるわけですけど→
その1楽章の[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
その指揮者の力が全部 そこでグッて入ったのを→
100人くらいのオーケストラが
「ンダダダダ」といくわけで。
このパワーを求めて→
休符を書いたんだろうなっていう事だと…。
じゃあ あえての
パワーを出すための休符って事…。
ですね。
…になるんですね。
もう みんなで一緒に弾く
っていうのもそうです。
ハーモニーとかじゃ
ないですからね。
素人から見ると ものすごく[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
要するに 音楽でキャラクタライズするための…。
で これが
さっきも言いましたけれども→
1楽章を全部支配するんです。
「タタタタ ティティティトティティティティ…」。
で それで なんとか
音楽を組み立てていくという…。
僕 よく言うんですけど
ベートーヴェンの音楽っていうのは→
小さなレンガをずっと組み立てて
それを積み上げていって→
教会を造るみたいな音楽なんです。
だから 他の…→
例えば メロディーで
スラスラッと書いちゃうような→
こういう人とか
こういう人とか…。
こういう人たちは もう
鼻歌のようにメロディーが出てきて→
それを つらつらつらっと
書くんですけど→
ベートーヴェンも
書けるんですよ メロディーは。
なるほどね…。
間違いなく。(伊沢)あえて やってる。
「ン ジャジャジャジャーン」なんです。
(伊集院)へえー!
「ン ジャジャジャジャーン」
なんです。
〈指揮者も気合が入る
『第5番 運命』〉
〈実際にあったハプニングとは?〉
〈葉加瀬太郎先生のスペシャル講座〉
いくよ。
♪♪~『運命』
「ン ジャジャジャジャーン」なんです。
(伊集院)へえー!
「ン ジャジャジャジャーン」
なんです。
〈指揮者も気合が入る
『第5番 運命』〉
〈ここで
実際にあったハプニング〉
これが 面白いエピソードが
1つあって。
その昔… 『6番』のシンフォニー
っていうのがあります 『田園』。
♪♪~「ターラッパ パーラララッパ
パーラーラーラララー」
…って始まるわけ。
で この曲と…。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]っていう
プログラムだったの。
でも[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
もう戻れないよね 絶対。100人だから。
(伊集院)これ やばいな。
指揮台に上った。
でも みんな…
オケ 気付いてるわけ。
この人 絶対『5番』だと思ってる。
けど スコアは『6番』。
指揮者 ガーッ! 出てきて…
ウウッ!
♪♪~「タラッタタ」
可哀想すぎるエピソードですよ。
可哀想すぎる。
でも もうみんな わかってたって…。
ベートーヴェンが
生誕250周年です。
まあ スペシャルイヤー
という事ですけど。
どうですか?
どんな印象を持ってます?木村くん。
ベートーヴェン。