なあ 礼儀 礼儀。
ちょっとだけ 寝させて…。
何でだよ!?
てめえが呼んだんだろうが!
(山内)すいません。
落ちちゃったよ おい。
毎日 寝てる ベッドだろうが!
えっ?
寸法 分かるだろ? だいたい。
毎晩 そうなんのか? お前 なあ。
あ~ よく寝た。寝たのか 今。
何か 聴いてる。
何か 聴いてる 何か 聴いてる。
おっ 何だろう?
何 聴いてんだろう?
AVを 音だけで聴いてるんです。
何してるんだよ!
あれ 映像が醍醐味だろ お前。
サッカー。ラグビーだよ。
何だ? そのボケは。
ボウリング。ボウリングだよ。
合ってる ボウリング。
(アラーム)(山内)あれ?
終了でございます。
(山内)え~!?
(山内)もう
ツッコんでもらえないんですか?
ピピッと鳴りましたので。
え~!
延長もありますけど
延長されますか?
お幾らなんですか?
1分 5兆です。
(山内)1分 5兆!?
仕事じゃないときは めちゃくちゃボケるタイプですか。
どっちかっていうと
そうかもしれない。
あっ そうなんだ。
はい。
サンドさんって
まだ 2人とも ガラケーっすか?
どういうこと?
(口笛)いつまで?
何で そんなこと 言えるんすか?
分かんないけどもう 俺のガラケーってさ…。
(口笛)
何なんだよ? それ。 替えろよ!
普通に 電話してると 俺の声は
向こうに届くんだけど…。
こうやって 電話してるの
「もしもし?」って 電話してるの。
(濱家)お~ お~ お~ お~…。
あっぶねえ…。
(濱家)痛え…。
(濱家)えっ? 何?
おーい!
どうか 助けてください!
(濱家)えっ?
お願いします。 助けてください!
(濱家)えっ?
な… 何ですか? な… 何?
私たちは 携帯のエンゼル。
(濱家)「携帯のエンゼル」?
(濱家)
小ちゃい おっさんじゃなくて?
私の名前は ガラ。
私は ケー。
2人合わせて…。
(伊達・富澤)ガラとケー。
(伊達・富澤)どうぞ よろしく。
あ~ ちょっと ちょっと!あ~ 待って 待って! 待ってよ!
なな… 何? 何? 分かった…。
何? 何? 何? 何? 何? 何?助けてって言ってる。
(濱家)いや 助けてって言われても何をしたらいいか分からないし…。
私が こうやってごみ捨て場に追いやられたのは→
あなたも使っている
スマホのせいなんです。
(濱家)ス… スマホ?
スマホの普及により私たち ガラケーのエンゼルは→
追いやられ 陰に隠れて
ひっそりと暮らすしか→
なくなったんです。
ああ…。
仲間たちは
みんな スマホに殺されちまった!
チクショー! ガラケーの
何が悪いんだ!? クソッ!
お願いです! 私たちを…。
(伊達・富澤)助けてください!
(濱家)助けてくださいじゃなくて
何をしたらいいか分からないし…。
えっ? 助けてくれるんですか?
(濱家)聞いてた?
しゃ~! しゃ~!
何したらいいか分かれへんのよ。
私たちを助けるには
1つだけ 方法があります。
あなたが スマホを捨て
ガラケーに替えることです。
嫌や! 嫌やろ。