≫今年も始まりました。「バイキングMORE」。
≫あけまして
おめでとうございます。
≫今日は新春スペシャル
3本立てでお送りしたいと思います。
まずは昨年、コロナ禍で
大打撃を受けた歌舞伎界で
新しい表現方法を生み出し
注目を集めている松本幸四郎さんを
独占インタビューしてきました。
≫この間、数か月前に1回
初めてお話しさせて
いただいたんですよね。
≫坂上が2度目の対面となる
歌舞伎界の花形俳優松本幸四郎さん。
≫2018年に
十代目松本幸四郎を襲名。
高麗屋としては37年ぶりの
3代同時襲名となった。
そして、一昨日2日から
歌舞伎座では
新春恒例の大歌舞伎が開幕。
3代での華々しい歌舞伎を披露。
2021年
新たなスタートを切ったが…。
ここに至るまでには
コロナ禍での苦悩が。
≫歌舞伎が休止した
空白の5か月で流した涙。
そこには
歌舞伎の歴史を変える挑戦が。
固定概念を壊し続ける
歌舞伎界きってのアイデアマンに。
坂上が切り込む。
≫年末年始だとあいさつ回りとか
あるじゃないですか。
あれって今年は…。
≫これがまた、あいさつ回りって
逆に元旦にあいさつに行って
2日に会うわけなので
2日でいいじゃないかっていう
理屈もあるんですけど
僕はあったほうがいいんですよ。
それが、僕はうれしいんです。
≫面倒くさくないんですか。
≫面倒くさいことも
なくはないですけど…。
≫というか
幸四郎さん、高麗屋。
自分の身内だけでいいんですか?
よそも全部、回るんですか?≫もちろん、もちろん。
≫何軒回るの?
≫それは、そんなにないです。僕は30くらいだと思いますけど。
≫そんなにないですで
30ぐらいっていうのは
おかしいですよ。
そんなに回るんですか?
≫そうですね。
≫何か菓子折りを持っていくんですか?
≫年始のごあいさつを持って。
若い時は若い時でお年玉をあげますからね。
≫どのくらいもらえるんですか?
≫30軒行って30軒はないですけど
10軒くらいは
いただいていると思います。
僕、子供なんだけどって
子供の僕が戸惑うような感じで。
いただきましたね。
比較的大きくなるまで。
≫さすが、伝統と格式の歌舞伎界。
だが、2020年…。
≫多くの観客が詰めかけていた
劇場から
にぎわいが消えた。
父は松本白鸚さん妹は女優の松たか子さんと
華麗なる芸能一家に生きる
幸四郎さんだが…。
≫コロナ禍になって
お父様とか、松たか子さんとか
紀保さんとか
お話したこととかあるんですか?
≫父とは
こういうことになってって
こんなことは
自分でも経験したことがなくて。
ただ、待つだけっていう
正直、異様でしたね。
≫コロナ禍で先が見えず
幸四郎さんは追いつめられていた。
≫去年は、2020年は
コロナ一色みたいな形に
なってしまいまして
特に舞台関係の方々は
打撃が大きかったと思うんですが
歌舞伎のほうは実際どうだったんですか?
≫3月の東京の歌舞伎座に
出るはずだったので
それで稽古をしてて
初日の2日ぐらい前ですかね。
稽古にまた行ったら