1都3県で感染者数が極めて高い
水準にあるなど厳しい感染状況が
続いていること、それから
大きな感染原因として指摘されて
いる飲食でのリスクを下げるため
に強いメッセージが必要だと
判断したと説明しました。
一方でこの1年間のコロナ対策の
経験を踏まえて
幅広く措置を講じるのではなくて
限定的、
集中的な対策を講じる考えを
示しました。
そして2点目はワクチンについて
です。
来月下旬までには接種が
開始できるよう準備を進めると
明言しました。
これまでは製薬会社の治験データ
がまとまるのは
来月としていたんですけれども、
政府が会社側に対して要請して
今月中にデータがまとまる予定だ
としています。
これを受けて政府は安全性、
有効性の審査を急ぐ方針です。
感染対策、そしてワクチン
ということで
4つのポイント、
3つ目はいかがでしょうか。
3点目は水際対策です。
ビジネス関係者の往来についても
変異したウイルスが発見された国
とは即時に停止する考えを
示しました。
年末には全世界から
外国人の新規入国を原則として
拒否するとしていたので
さらに対策を強化した形に
なります。
それから4点目、医療提供体制の
支援です。
新型コロナウイルスの感染者を
受け入れる
病院、病床を確保するために
財政面での支援を徹底するとして
いて、必要ならば自衛隊の
医療チームの投入も
ちゅうちょしないとしています。
感染対策でワクチン、水際対策、
そして医療提供体制というところ
ですね。
そして藪内さん、
現在の感染状況、
これはどうなっているのか
改めて整理をお願いします。
感染の状況、日々
厳しくなっています。
感染が確認される人も全国で
過去最多の更新が続いています。
大みそかには全国で4520人、
特に首都圏での感染が多くて
同じ大みそかに東京都は1337人、1都3県すべてで
最多となりました。
政府の分科会は東京など
都市部から感染がしみ出すように
広がっていると評価しています。
こうして全国に広がるおそれが
あるとしているんです。
陽性率も高くなっていると
いうのが問題です。
東京では
10%を超えているんです。
検査を受けた10人に1人が
陽性となっている、
検査件数が増えている中で
この数字ですから市中に感染が
あるという状態です。
今、感染の中心となっているのが
飲食で、飲食店、さまざまな対策
を取られているんですけれども
こうした飲食を通じて感染し
そこから家庭にウイルスが
持ち込まれるという状況が
続いています。
分科会などでは
飲食について感染の
急所いう言い方をしています。
こうしたなかで医療体制も厳しく
なっていまして
新型コロナの医療だけでなく
通常の医療が困難になるという
ところも出てきているという状況
です。
緊急事態宣言、
去年の4月にも出ましたけれども
このときは感染状況は
どうなったのかということと、
今回、専門家などはどのように
捉えているのか、この点は