そういうものは 結局 燃やされてしまうということになりますので。
僕たちって ちゃんと分別してる意味は
あるんですかね?
25%でも それは まだあると思います。
あっ そうなんですね。もっと みんなが洗ったり→
あるいは 分けたりして
この25%を増やしていくことってのは→
大事だと思いますね。
リサイクルされないプラスチックは…
焼却処分された内訳を見ると→
10%が単純に燃やされ→
残り57%は 燃やす時に発生する→
熱エネルギーを発電に使うなど→
有効活用しています。
これを熱回収といいます。
しかし…
プラスチックなど石油から出来ているものを燃やすと→
二酸化炭素が発生するとともに→
プラスチックとして再利用することもできないからです。
てっきり それこそ熱回収してて→
それが しっかりエネルギーになって役立っているんだったら→
それも リサイクルでいいじゃんって
思ったんだけど→
リサイクルそのものの意味には
なっていないですもんね。そうですね。
その上 この低い温度で
プラスチックを燃やしてしまいますと→
いろんな有害なものが発生します。
なので 高い温度でプラスチックを含むごみを→
燃やしてやらなければいけません。
で それが非常に高いんです。
40万人ぐらいの都市のごみを燃やすのに
必要な焼却炉を造るのに→
大体100億円かかるんです。
えっ 100億円!?
で しかも 寿命が短いんですね。
30年ぐらい。
だから 30年ごとに 40万人で→
100億円ずつ出し続けるということをしなければいけません。
果たして…
課題が山積みのプラスチックごみですが→
製品を作る企業側にも
大きな責任が課せられています。
ということで 続いては
ちぇるちぇるポイント2!
ごみを減らそうと
企業も動き始めているんです。
VTR ちぇるちぇる~!
世界最大手のコーヒーチェーンは2020年までに 日本を含め→
全世界の店舗で プラスチックストローを
廃止することを決定。
ハンバーガーチェーンでは
2025年までに→
容器や包装を
リサイクル素材などにすると発表。
日本の製紙会社は
ポテトチップスなどの袋に使われている…
特殊な加工で 空気や湿気が
通りにくくなるように工夫されています。
今後 プラスチックの代わりになる
紙の開発を重点的に進める予定です。
やっぱり
ごみを減らす努力をしている企業を→
応援したり投資したいなって
僕は思いました。
プラスチックを
なくしていこうっていうのを→
企業側が やってくれると
私たちも日常生活の中で→
「あっ 気を付けないとな」って
思うことができるので→
いいとは思うんですけど
実際に 紙ストロー使ってみると→
本当に吸いづらいんですよ タピオカが。
もう これ取って… やるしかないよね。
もう そうなってくるとね
環境のこと考えるとね。
では 今度は 自分たちが→
明日から できることはないのかっていうことを→
しっかり考えていきましょう。
ちぇるちぇるポイント3!
ごみを減らすことに
成功している町があるんです。
世界各地から
視察が訪れるほどなんだって!
見てみましょう!
VTR ちぇるちぇる~!
人口1万3,000人ほどの
鹿児島県大崎町。
なんと 全国平均の4倍です。
リサイクル率が高い理由を探るため→
森岡さん一家を訪ねました。
ちょうど夕食のカレーを作っているところでした。
鶏肉のトレーを洗って…→
ラップも洗います。
もちろん カレーのルーの容器も。
この町ではごみは27種類に分けるのが決まり。
ビンは 4種類。
紙は 8種類に→
分別しなくては