乾小天守最上階から見る大天守こそ
普段は絶対に見る事ができない
大迫力の絶景>
だから天守が見やすいんですよ!
沢村:ああー!ああ、ああ!
これは、格子がない。
響大君:正解です!大正解です。
沢村:ありがとうございます。
<天守の窓には通常、防御力を高めるため
格子が取り付けられているが…>
<しかしこの乾子天守の最上階の窓には
格子がない>
響大君:格子っていうのはですね本来、外から撃たれた時に
櫓の中まで
鉄砲の弾が届かないように
ガードするための
ものなんですよ。
でも、その格子がないって事は
この櫓は
防御のための櫓ではなくて
景色を楽しむとか
住むための櫓だったのでは
ないかといわれてるんですよ。
そういう心あった方がいいよね。
響大君:そうなんです。
ずっと戦ってたもんね
今までね。
ここは違うんだ。
癒やしの場なんだ。
もしかしたら
お茶を飲んでたかもしれません。
<こうして、戦いだけではない
姫路城の新たな一面を感じながら
400年前に思いをはせる2人>
富澤:親友みたいになってる。
<続いて見せていただく
非公開エリアは
天守の裏側にあるイの渡櫓>
<渡櫓とは天守同士をつなぐ役割の
この建物>
<そこで博士ちゃんがどうしても見たいのが
戦のピンチを救う秘密の部屋>
<一体、そこはどんな場所なのか?>
伊達:中庭?うわっ!本当だ。
沢村:これが大きい天守。響大君:はい。
ここがイの渡櫓です。
正面に見えるのが。
沢村:これ?渡櫓っていうの?
響大君:渡櫓といいます。
沢村:こっちからこっちに移る
廊下みたいになってるんだ。
響大君:渡り廊下みたいな。
沢村:はあー!
初めて来たんでしょ?
響大君:ここは初めて来ました。
沢村:すごいね!
伊達:姫路城の人みたいになってるからね。
沢村:これね
プラモデル作る時に
ちょっと
ワクワクする所なのよ。
作った事ある?
響大君:ないです。
<さあ、それでは
普段は見る事ができない
イの渡櫓の内部へ潜入>
沢村:ワクワクするね。響大君:ワクワクしますね。
響大君:すごい!
それでは失礼します。
沢村:入っても大丈夫そう?
響大君:はい。
富澤:子どもを先に行かすんだ。
伊達:「大丈夫そう?」っつって。
沢村:すごいね。
これ、じゃあ400年前の?響大君:はい。
梁とか、そのまんまなんだね
きっとね。
伊達:うわー!
芦田:うわっ!
<大天守と同じく
建物自体が国宝に指定されているイの渡櫓>
<一体、ここは
何に使われていた秘密の部屋なのか?>
響大君:この櫓は
何用に使われていたでしょうか?
沢村:これはね
お酒とか、食べ物とか。
違う?
沢村:お塩だ!響大君:そうなんですよ。
<そう、このイの渡櫓は
姫路城が万が一、攻め込まれ立てこもる際
人々の命をつなぐ
最後の食糧となる
塩などを貯蔵していた場所>
<更に、隣にはもう1つの部屋が>
一樹さん、ここから先はですね
テレビ初公開。
沢村:カメラ入った事ないんだ。
響大君:はい。
<テレビ初公開の部屋で