また バラバラになってしまうみんなの未来を思って→
自治会長の藤島さんは
こんな言葉をつづりました。
♪♪~
藤島さんの なんか…「うれしい事や 楽しい事で→
一杯になってて欲しい」
っていうのはね→
本当 そう思いますね。
うん。
皆さん こう…
集まってる時は すごくね→
楽しい雰囲気で
ワイワイって されてるけど→
やっぱり いっぱい こう 胸の中に
しまってる事が たくさんあって。
口に出すのって エネルギーが
要るんだなって思いましたね。
なんか これ
撮影初日だったんですよ。
うん。
あっ そうなんですか。
それで やっぱり こう…
皆さん 未来の事を考える時に→
どうしても やっぱり震災の事を。
つらい気持ちに させてしまって。
この企画 駄目なんじゃないかって
すごい 初日で思って。
やっぱり なんか その…
未来の事を テーマにしているので→
まぁ 今日から先の事だと
思ってたんですよね 最初。
だけど やっぱり その…
震災 4年たってるんですけど→
4年前の事から
やっぱり そういう→
いろいろ つらい言葉だったり
そういう言葉が出てきたので。
そこは 僕
全然 想像してなかった事で→
そこに すごい戸惑いましたね。
一方 まぁ 一方でというかあのVの中でも ありましたけど→
これからの事っていうのをね。
そうですね。
さっき 過去と未来で
過去は つらい事→
未来は きっと明るい事って。
まぁ なんかそういうふうに捉えるだけでは→
やっぱ 済まないというかね。
あの…→
大きな決断を ずっと
迫られ続けてるじゃないですか。
あの…
どこに帰るのか 帰らないのか。
いつ帰るのかとかね。
やっぱり 皆さん 震災後に→
いろんな あの…
避難してたんですよね。
いろいろ場所を変えて
避難していて。
やっと まぁ 1か所に落ち着いて
まぁ 生活にも 徐々に慣れてきて。
そこで 人間関係も出来てきて
息抜きもできる スペースも出来て。
そういうところに
また現実が ドーンと迫ってきて。
あんまり 手芸クラブの時は 全然
そういう事 出さないんですけど。
でも なんか そういう気持ちを→
かいま見れる瞬間みたいなのがあったりして。
さっきの 岩崎さんとかは
1回 カメラ止めたんですけど→
やっぱり もう一度やりたい
っていうふうに言ってくれて。
やっぱり 南相馬の すごい思いを
皆さん出してくれてるので→
これは 本当に→
最後まで完成させて1人でも多くの人に→
見てもらいたいなっていうふうに
思いました。
今回のプロジェクトには
若い人たちも参加しています。
佐藤光輝さん 27歳。
震災がきっかけで地元に戻り実家の内装業を手伝っています。
光輝さんが
この日 仕事に向かったのは→
南相馬市小高区。
来年春の避難指示解除に向けて除染作業が進められています。
震災後 人が住んでいなかったため
傷んでしまった家を→
直してほしいという声が 最近
よく 掛かるようになりました。
この地域には
まだ 人は住んでいませんが→
復興関係の人たちが 温かい食事が
食べられるようにと→
町で 1軒だけ
食堂が オープンしました。
ありがたいと思いますね。
町の復興のためには若い力が必要だと→
強く思う 光輝さんです。